就活2年目・出版

2003年5月2日
 小学館、講談社;ES
 <書類落ち。二年目ともなるとネタが無い。結局使いまわしが多かったのだが、そのせいなのだろうか。落ちた。この時は凹んだ。>

 集英社;ES→面接
 <ここも、ESこそ通ったものの前年よりも前の段階での脱落。しかも営業で出していたのだが。ただ、ここは面接官によるところが大きい。営業の志望動機をきちんと言えていた(それは他の会社でも証明済み)にも拘らず、判で押したように「それは編集じゃないの?」。こいつ頭悪い、そう思ってしまうと態度にも出てしまうもので。>

 文藝春秋;ES(2500人)→筆記試験(1000人)→作文試験+個人面接(190人)→集団面接+作文試験+適性検査(40人)
 <ここは惜しかった。営業で出したが、基本的に一括ではあるらしい。筆記は50人の人物寸評で有名。半分取れるかどうかがラインだというもっぱらの話だが、これは嘘らしい。15人しか書かないで通ることに成功。謙遜ではなく、「富永愛」のところに「卓球少女」と書いたというのに。書類の作文重視なのだろう。ただ、SPIはほぼ完璧。
 作文試験は、一度目が「歴史上の人物に送る手紙」で二度目が「マスク」。
 面接は一度目は簡単な20分程度のもの。2度目は集団討論で、文藝春秋最新号について。ただ、面接官3人も口を挟んでくる。問題が一つあって、文藝春秋はつまらないという事。じっくり読むと、それが浮き彫りになる。それを言ったら・・・落ちた。>

 新潮社;ES→筆記→面接(辞退)
 <筆記試験は意外と簡単。集英社よりはこちらに行った方が、そう思う。ここの文庫は非常に面白いが、他の物があまり好きではないから内定の後は辞退。新潮45。「起こった事が分かれば良い」だけの事件を掘り下げすぎ。>

 ぎょうせい;ES+筆記→面接
 <前年に引き続いて。落ちる。ここで落ちるというのは出版志望にとってはかなりきつい。>

 PHP研究所;GD(1000人?)→面接(100人?)
 <応募者全員がGDを受けるという一風変わった会社。ただ、応募の締め切り自体がかなり早いため、そこの門が既に狭いかも。ちと松下幸之助の個人主義で宗教っぽい。GDは「教育について」。14人で2,30分というありえない時間配分。受かるのは1人2人だろうなとは思った。>

 朝日メディアインターナショナル;説明会(600人)+作文→GD(100人?)→面接(3,40人)
 <厳密には製作会社。社長イギリス人でジョークが面白い。社員の雰囲気も良いが、仕事自体は地味で暗い。マスコミを目指してる真っ直ぐな女の子が特に多い印象。採用は2年に1回。GDは20人で40分という極端なもの。面接時に社内見学がある。いまだにここの集団面接で何故落ちたのか理解できない・・・>

 スポニチ;ES+面談→筆記(辞退)
 <スポーツ新聞も受けてみようと思った。「今日のウチの一面についてどう思う?」で、読んだ筈なのに度忘れして答えられず、なのに通った。結構スポーツ新聞とは縁があるのかもしれない>

 ニッカンスポーツ;ES+面談→面接
 <ありえないくらい面談で褒められた。褒め殺しも良いところ。ここまで来ると、これをこう言えれば、というものも感じてはいたのだが。辞退しようかと思ったが、そこまで言うなら受けてみようか迷い中。>

 小学館プロダクション;ES+面接(辞退)
 <去年納得が行かなかったので再チャレンジ。すると説明会の評価がアップ。「個人的過ぎる(自己PRのような)質問は止めてください。学校名も名前も、前口上もいらないです」との事。素晴らしい。説明会は、本当に勘違いした質問が多いから・・・>

 第一学習社;ES→筆記→面接(辞退)
 <インターネットのESでかなり落としていると思われる。10人弱採るというのに、筆記の会場(会社)には僅かに3人・・・ 幾つか会場があるとはいえ、あまりに少ない。次の面接が最終だったと言う噂も。本社が広島なのがネックと言えばネックか。>

 家の光;筆記(辞退)
 <友人がある公益法人に入り、いきなり9連休というふざけた休みの取り方をしたために興味が沸いたところ。全農の下部組織。決して怪しい宗教ではない。脱却を目指してはいるものの、やはり公務員。1年目から有休20日は伊達じゃない。>

 旺文社;ES→筆記(辞退?)
 <決めかねてるところではある。しかし、ここの教材は英語がメインだった気もする。>


 扶桑社・KKベストセラーズ・池田書店・NHK出版 ;ES落ち


 二年目ともなると、出版ならどこでも良いという気持ちは消え、冷静に選べてきたのではないか。興味がある分野を扱っている会社は編集で、そうでないところは営業でと区別がはっきり出来て、しかも営業は営業で興味をもってやりたい事も自然と言えるようになってきた。
 後は、合う合わないの問題だろう、という部分が進むところはやたらと進み、そうでなければES落ち、という結果に繋がったようにも思える。

 ただ、再チャレンジのところは基本的に厳しい。記録が残ってるのかどうかは分からないが、経験則としてそういう傾向にはあった。自分で自分を追い込んでいるのかもしれないが。

就活1年目・その他

2003年4月29日
 日販;ES→筆記→面接→面接
 トーハン;ES→筆記→面接
 <「ミンなのシュウ職活動日記」では出版のジャンルになっているが、断じて違う。流通業。日販が売上重視で、トーハンが粗利重視だった記憶がある。逆かもしれないが。売上重視で本のジャブジャブ垂れ流し、はよろしくないのではなかろうか。それ以外の点では違いを見出す事は出来ず。出版業界のコレステロールか心臓部か。>


 近畿日本ツーリスト;書類→筆記?→GD→プレゼン+面接
 <最終の一個前までか。GDまでの記憶が全く無い稀有な会社。プレゼンの3日前くらいにニュースで、「近ツー採用100人から20人へ」という文字が目に入り、やる気減退。面接官もやる気なし。プレゼンがはじめから寝てた。始まってからなら分からんでもないが、始まる前からって。>

 朝日サンツアーズ;作文(1500人)→筆記(150人)→面接→面接
 <旅行系は概ね良い所まで行った。ここは朝日の子会社でこのご時世でも売上も堅調。良い会社だが、ひたすら添乗員という事を知って、途中からあまり身が入らなくなった。しかも履歴書。この頃は履歴書とはPRをするものではなく、身元を証明する物だと思っていたため、市販の履歴書に文章はまるで無しで応募。よく書類が通ったものだが、面接で突っ込みどころが無かったらしく、撃沈。>

 紀伊国屋書店;ES
 <ここは意外と書類で絞る。ここで落ちてから書店は諦めた。>

 公文;
 <寝坊・・・ちなみに、翌年も寝坊した。風邪だと嘘ついて日程変更したが、筆記で落ち。手ごたえはあったのだが、やはり記録されているのだろうか>

 コーエー;ES+筆記
 <歴史シミュレーションゲームの光栄。素晴らしい会社である。説明会は社長直々、オレンジジュース付き。賞与はなんと9か月オーバー。しかし、筆記はやたらと難しかった。パズル的要素と、光栄の商品の歴史の要素が。>

 あら。実はこれだけか。他にも旅行系ではニッコウトラベルと名鉄観光なんかにも手を出した記憶があるが、げんなりしてやめた。

就活1年目・出版

2003年4月28日
 小学館;ES(4000人)→筆記(1500人)→面接×2+作文(2,300人)
 <筆記は、かなり難しい。面接の人数はうろ覚えだが、面接官があまりうまくなかったので、どう話を弾ませるかが問題かもしれない>

 講談社;ES(6000人)→筆記(4000人)→面接(1000人)
 <ESの量が5枚と膨大なのに受ける人も膨大。しかし、それが通る人も膨大。面接は笑いを取ってうまく行ったのに撃沈。>

 集英社;ES(3000人?)→面接(?)→筆記
 <筆記の前に面接がある珍しい会社。この年はあまり一次面接では落としていないように思った。筆記は文学史が難しく、しかも量的に多かった。『新聞ダイジェスト』に予想問題が載っているような問題は、大手出版ではここくらいしか出なかったように思う。筆記を新潮の筆記と絶対に日程を被らせてくる。面接に通ったという事に惑わされないで、新潮を受けた方がひょっとしたら良いかもしれない。案外新潮の筆記は難しくはない。>

 文藝春秋;ES(3000人弱)→筆記(1000人)
 <筆記は人物50人の寸評というもの。それとSPI。寸評は半分出来ればOKだろうが、なかなか出来ない。変に落ちをつける必要はなく、知っているかどうかを問うもの。>

 新潮;ES
 <結局集英社に・・・>

 日経BP;ES
 <何を書いたかも覚えていない・・・>

 ぴあ;ES
 <ここは基本的に出版社ではないから、そういうESだと通らないのではないか。そういうESを書いて落ちた。>

 エニックス出版部門;ES(1000人)→説明会+作文(100人?)
 <ここのESは、裏一面を使った自由記述欄があり、多分そこしか見ていない。表の志望動機とかは殆ど無意味。ここまでオタク学生が集う会社も珍しいから、そうでない人はやめておいた方が賢明>

 学研;説明会(面接)→ES→筆記(500〜600)
 <説明会と銘打った面接。ここで評価が高いと青田刈りされるらしい。そこまでいかなくとも、ES出してくださいと電話が来る。筆記はバカみたいな難しさ。と言うか、ファッション関係の問題ばかり。それで食っていこうとする会社の傾向が良く分かる。>

 ベネッセ;ES→掲示板+グループワーク→GD+筆記
 <ESは講談社に次いで膨大。この年は意図がよく読めない掲示板というものがあり、選考に関係あるのかどうかは不明だが、そこで議論をして下さいとの事。GDは相手を否定してはいけない。ここは特に。>

 小学館プロダクション;ES+面接→筆記(400人)→GD+面接(100人弱?)
 <他の面々が何も喋らない為、自分一人で提案を出していったら、ただ頷いていただけの他の人が「君は聞く姿勢が良く出来ている」と褒められたという、こちらからすれば理不尽なGD。受験者全員が面接を受けられる会社だが、選考スピードは極めて遅い。>

 マガジンハウス;ES
 <「私が〜すれば世界から戦争がなくなる」というES。面白ければOKなのだろう。別に戦争を無くす為の方法を本気で考える必要は無い。>

 明治図書出版;ES→説明会+作文→筆記→面接+作文
 <かなり好感度は高い。採用担当を役員がしていて、話も面白い。ここの説明会アンケートは選考に含まれるので注意。作文を文春並に書かされる。>

 ぎょうせい;ES+筆記→面接→最終面接
 <知る人ぞ知る出版業界最大の会社。採用も100人程度。中央出版のようなブラックではなく、業務が編集ではない、公務員に近いというだけの事。面接は当たり外れにかなり大きく左右されるようだ。>

 ダイアモンド社;ES→筆記
 <経済系の出版社は、経済系の学部にいるか、日経を読み続けてきた人でないと受けてはいけない気がする。そういう問題が解けないと受からない。>

 
 中央経済社;ES(150人)→作文+面接(50人)
 <ここは特にそう。作文で「ゴーン革命の意義」。面接で「不良債権問題についてどう考えるか」なんて聞かれたが、答えられるはずも無く。いや、答えはしたけど・・・>

 読売旅行社;ES→作文+筆記
 <ここは日本の観光地を問うような筆記問題。世界の問題はほぼなかったように記憶している。作文は、「60代をターゲットにした旅行企画を考える」>

 JTB出版;説明会+筆記
 <本気で分からなかった。筆記試験。旅行関係は、それ系の問題が良く出る。おそらく旅行会社より余程出るのではないか。それも日本の観光地系ばかり。分からないと厳しい。個人的には講談社を凌駕。>

 中央公論新社;ES→筆記
 <意外と普通の筆記試験。ただ、作文が勝負なのだろう。>

 ハーレクイン;ES→筆記
 <ここの本を読んで感想文を送りつける事が、男の身には何よりの苦行。しかも、求めているのは翻訳者と営業。受けて後悔した会社の一つだが、会社自体は良い雰囲気。女子大のそれに近い。>

 メディアワークス;ES→面接
 <アニメ・オタク系の出版社だが、意外にも圧迫っぽい面接。「自己紹介して下さい」と言われてすると「それだけ?」。面接官が2人いるのに1人はずっとESを見てうつむいているだけ。当たりはずれなのだろうか>

 光文書院;ES+作文→GD+筆記→面接
 <小さな教材会社。筆記は単純な問題の時間勝負。しんどい。ESの量が意外と多く、応募者が少ないところから考えると、ひょっとすると最終面接だったのかもしれない。>

 汐文社;ES→最終面接
 <非常に小さい会社。いきなり社長面接だが、あれは面接だったのだろうか。殆ど社長が自分で話をしてお終い。どうやら第一印象とカンで決めてるっぽいのでそこらへん注意が必要。ESはPR事項必須。出版社なのに誤字だらけのメールを送りつけてくる謎の会社。>

 白泉社;ES→筆記
 <少女漫画の会社だが、だからと言って筆記は少女漫画にあらず。三題噺に時事用語の語句説明と、かなり本格的。集英社系のかいしゃだけある。国語の聞き取り問題と言うかなり変わった問題を出す会社。>

 高橋書店;筆記→面接
 <寝坊して面接に行けなかったという思い出したくもない会社。説明会から交通費が出るというかなり太っ腹な会社でもある。雰囲気は良さそうだったが、説明会で面接対策本をくれるのはちと微妙。これを使って面接に臨めと・・・?>

 青葉出版;ES(100人)→面接+作文(8人)
 <小さな教材会社。応募は恐らく100人かそこらだろう。それがESだけで一桁にまでなるという恐ろしさ。普通のESのほかに、何を送付しても良いらしい。そこがまた怖い。作文も意外な展開。「小学校以前の自分について」で書けとのこと。流石に考えてはいなかった・・・ 説明会が1対1というこれまた驚きの展開。これもひょっとしたら選考に含まれていたのかもしれないが。>

 教育出版;書類→筆記→GD
 <こんな司会者は始めてであった。20分しかないのに1人づつ意見を言わせて5分一つ一つに自分のコメントを加えて5分。GDは司会者次第だという事をまざまざと見せ付けられる。>

 主婦の友、ポプラ社、偕成社、草思社、新書館、白夜書房、東京書籍、世界文化社、帝国書院、ハヤカワ書房、河出書房

 あたりはES落ちだったりそもそも行かなかったり・・・基本的に、小さい所ほど専門性が強くなるからESで落とす割合が高くなるような気がする。総合出版社の方がある程度は通った。ただ、逆に書類選考の後がやたらと絞られてくるので、書類と筆記さえ通れば内定は近い。

年金

2003年4月27日
 初任給が出始める頃。愚痴と引き換えに、奢ってもらったり。

 それにしても、初任給ってやつは25日にならなければ出ないのに、それまでの25日間は一体どうやって生活をしろと言うのだろう。皆が皆実家から通うわけでもあるまい。大体、実家から通うにしても何かと出費の多い季節だ。貯金をしておかなければならないのかも知れない。

 去年の今ごろ、国民年金の納付延長手続きを出し忘れたために、4か月分5万円近くが滞納されたままである。
 そんな話を友人としたところ、やはり払っておいたほうが得であろうと。制度自体は崩壊しても、国は面子の為支給はするであろうから、別のところで財源を取る事になる。それはつまり、消費税の値上げ等を意味するから、年金払ってないと、将来もらえないのに税金は取られるという最悪のパターンになりかねない。
 で、滞納。一月でも払ってないと、かなり差っ引かれるらしい。参った。どこにそんな金があるんだ。
 シュウカツは金がかかるもの・・・

石毛さん

2003年4月24日
 朝早く起きて、眠い目をこすってシュウカツ。あまり変わらない気もするが、気分はやはり違う。

 文藝春秋。
 今のところ、2500人(書類審査)→1000人(筆記試験)→190人(作文試験+個人面接)→40人(集団面接+作文試験+適性検査)
 という流れだ。
 
 近いうちに情報開示をしていこうと考えている。自分が今まで受けたところとその過程。自分の記録としておく為にも、記憶が残っているうちに。

――――――――

 石毛監督の電撃解任から一日。やるせない気持ちで一杯だ。いくら日本人的、感傷的と言われようとも、パリーグの宝の、あの真っ赤な目を見て何も感じない訳にはいかない。

 オリックスは、前監督の仰木氏のチーム編成に対する口出しを疎んだフロントが、全くチーム作りに監督を関わらせなかったという事情がある。だのに、取ってきた外国人はいくら不振でも使わせるという圧力を加えていたらしい。
 監督の手腕でチームがどうこうなる、という時代ではもはやないのではないか。それは、森さんを更迭した横浜の今季の成績、補強をして選手をかき集めた阪神の躍進を見ればよく分かるのではなかろうか。
 指揮官が前面に出るスポーツなど、胸くそ悪くて見ていられない。そう思うからこそ監督には、期待もしないし批判もしない。スケープゴートとなるしかない存在なら、いなくても良いのではないのか。
 それで、今回の一件・・・それも連勝中のチームに冷や水を浴びせるようにこの時期に。

 さて、成績がどう変わるのか興味深く見ていく事にする。

 ・・・とりあえずロッテには負けて欲しいのだが。
 近鉄相手に滅多打ち。10点も取れるとは。

 以前書いた、ESを一緒に考えてあれこれ偉そうに口をはさんだ奴が、あれよという間にNHKの最終面接に突入して、結果待ちらしい。やるな。

 こういう、“間”ほど体に悪いものはない。やれやれ。休日も、なければないで辛いし、あったらあったでつらいところだ。

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 もてない男の恋愛談義

 男女差というのは環境から作られるだけではなく、生得的なものも大きいという事。
 母親は娘が、自分よりちょっとだけ不幸になって欲しいという事。
 一夫一妻で皆が皆満足するのは動物学的に無理だという事。
 女性は心のつながりを求めてやまない事。
 最近の女性は寂しがりやが多い、何故なら親に愛されないから、嫉妬されるから、それで携帯や肉体的につながりを求めるという事。
 もてる為には未知の体験をたくさんしろ、女性の方が敏感で物事の本質を見抜く目があるのだからそれくらいしないと太刀打ちできないと。


 こういう心の問題をわかりやすく切るという事自体に違和感を感じる。前半はまぁ、分からないでもないが、心のつながり、とか寂しがりや、とか根拠がイマイチ不明なものが多すぎやしないか。

 こういう分析をするのが男に多くて、しかも女性からは反感を買うだろうなと思ってしまうのは何故だろう。

 学問的に、などと言われると反論もしづらいが。


 新老人へ、時間はこう使おう 


 病院の理事長が如何に忙しい日々を過ごしているかという事と、それがどんなに充実しているかという事。

 こういう自慢話はかなり苦手だ。忙しい事が嬉しくて仕方ないらしく、それを他人に薦めているという内容は、読んでいてちとウンザリする。結局行っている事が体験談の域を出ていないから、自己の体験の一般化に過ぎない。忙しいのは構わないのだが、そしてそれが楽しいのも構わないが、他人がそう感じなければいけない理由はないわけで。

 要するに、何かを常に始める事、目標を色々と持ってみては如何、という内容。


 ブッシュが仕掛けた古典的戦争


 もう終わってしまったので、前半部はあまり意味が無いが、後半部はまだ意味がある。

 民主化を、中東においてしてもそれが国民の幸福を生み出すとは限らない。選挙で選ばれた過激派が力を握るだけだから、というもの。それと戦時における情報官制。

 確かに民主化は難しい。民主主義国家を作る事が民主化に繋がるとは限らないのなら、民主的な教育だけを推進して、頭は飾り、でも仕方ないのかもしれない。
 ただ、民主主義というのは、絶対に正しいかと言えるとそうでもないが、相対的によりまともな政体であることは確かだろう。国内においてというより、対外的に。隣国が独裁であったり軍制であることは緊張を生むのだから。確かに、民主的に戦争を望むという事も十分ありうるが、そこは何とかだましだましやっていくしかあるまい。

 報道管制は、これまた難しい。戦場における細かい情報を、得る事がはたして野次馬根性以外の何か利益に繋がるのか。しかし、弾圧や虐殺略奪などがあればそこを抑えるのもジャーナリズムの使命であろうし、それこそが抑止力にも繋がる。かといって軍事機密を漏らすわけにもいかないのはわかる話だ。せめて、非戦闘員であればどこのだれであろうと撮影してもよい事にはしないといけないのだろう。

 特集・だから日本はこうなった

 うーむ。正直あまり面白くは無かった・・・参ったな。ミニプロジェクト?といったところだが。それが良かったりもするし悪かったりもする。悪い話に救いがないというか、提言がないのが気にかかる。

駅の店

2003年4月21日
 駅の古本屋で宮部みゆきの「模倣犯」を発見して購入したのだが、下巻のみ・・・ 早いところ上巻を買いたいのだが、古本屋に行っている暇もあまりなく。探している暇はもっとなく。

 更に駅では髪まで切った。1000円の床屋。正直言ってあまり上手くはないが、忙しい時にはかなりありがたい。

 立ち食いソバと、キオスクも含めて駅の諸施設にかなり助けられている、というか金を吸い取られている気がする今日この頃。そもそも駅以外であまり金を使わなくなってきた。

――――――
 若者よ、丁稚奉公から始めよう


 現代の、フリーターになる若者生み出すメカニズムを、社会的な就職難と、若者と社会意識の変化双方から捉え、特に後者の「自分探し」の風潮に焦点を当てている。きつい仕事は「自分らしさ」を発揮する仕事にはなりえないという事、「自分らしさ」なんてものを発見できる事は稀である為、そもそも求職をしない高校生が増えている事。自己実現というごく僅かの職業人の特徴的な特性であるのに、それに普遍的価値を持たせてしまった事と、それに反して望む仕事がないという現実との齟齬。それを改善させる為に手に職型の中小企業に若者を紹介させられないか、という事。具体的な経験を体験をさせていこうと。

 うーむ。自分も若者で、しかもきつい仕事を志望していないだけに何とも言いがたいものがあるが。

 確かに、自己実現なんてものは言葉だけの世界の話で意味が不明。自分らしさなんて物は誰にもないと言える。
 例えば世の中には、全く同じ商品はないわけで、それでも個性的な、ごく一部の商品だけが生き残っていく訳だ。だから大抵の人は、他人と違う所はあるにせよ、個性はない存在でしかない。それはそれで良いと思う。

 ただ、就職しなくても生きていけるように今の世の中がなっているという事と、企業がフリーターを欲しがっているという社会的状況はかなり大きいのではなかろうか。募集があるのに応募がないって事は考えられないし、募集があるって事はその分ど
こかに正社員のしわ寄せが来てるわけだ。

 結局、仕事で働くというのは食べていく為なのだから、食べていけるのに正社員になる理由というのは、どうしても薄くなる。正社員になる人の方が、単に決められたレールから降りる勇気がなく、それを「やりたい事」という言葉で取り繕っている気すらする。食べる為、以上に切実な志望動機など存在し得ないのだから。
 それを、「自己実現」なんて言葉で補おうとしても無駄なのだろう。

 日本の景気のため、とか大きな事を言っても仕方がない。手に職をつけなくてはいけない理由がないのに、大きな事を言っても。
 結局、働かなくてはいけないんだよという、教育を問答無用に叩き込むしかないのではなかろうか。働かないと罪悪感を覚えるくらいに。

 人のことは言えないが、親の甘さもあろう。自分と同じような苦労をさせないと大人にはなれない、ではなくて自分と同じような苦労はさせたくない、という発想になってしまっているから、それを根本的に再教育しないといけないのかもしれない。だからこそ、文中で出ているように、親の環境によって子供の就職率に差が出てくるのではというようにも思える。

 ただ、中小企業の人手不足は、本当によく分からない。そこのところをデータを使って分かる様に書いて欲しかった。中小は資金繰りが苦しいからあまり採用してないような気がするのだが・・・ ミスマッチは、本当にあるのだろうか。わからない。

――――――
 旧石器捏造「神の手」だけが悪いのか


 いかに考古学者たちが検証も行わずにこれを信じていたか、検証を行う力がそもそもなかったのではないか、そして批判を許さない体質。それらが一番悪いという話。

 至極最もな話で、儲かる事を、「やれるのにやらない」という事など、人間が集まればありえない。石器を偽造出来る状況だったならば、何も起こらない方が、起こそうと考える人が出ない方がむしろ偶然なのだ。

 これは、アメリカにも適用できる。好き放題できる力があるのに、やらない理由はない。アメリカの「公正と信義に期待」して得られた安定など、偶然の産物なのだから、アメリカが「したくても出来ない」ような状況を作らねば。アメリカに限らず。

 しかし、同じような事は多そうだ・・・
 全体としては、アラブはアラブで勝手にやるのだから放っておけという論旨であり、その理由として環境があまりに違うから中東に民主主義は根付かないのではという事。
 電気がない、血族第一主義があまりにも強くはびこっている事、人ではなく神が物事を決めるのだという宗教の考え方が強い事、そして自然と対決して生きている事がその根拠。ただ、もらえるものはもらっておくらしい。
 その後が急に論旨が分かりにくくなり、結局アメリカも日本もやってる事は卑怯で偽善だという事か。アメリカは責任逃れのために復興を支援し、日本はその場限りの平和論を唱えるだけだったと。


 アメリカが彼等にとってよそ者に過ぎないという考え方は賛成だ。フセインは憎しみの対象になるが、ブッシュはそうならないのではないか。それはイラク国民が、いや、人間は皆そうかもしれないが、もっとしたたかだからで利益をもたらしてくれるなら支持するし、そうでないなら支持はしない。利に敏いというか、非常に率直だからだろう。

 ただ、現実的なのは何もイラク国民だけではない。アメリカが民主主義を布教するという大義名分を信じ込んでいる、という前提がそもそもおかしくはないか。かと言って作者が考えているように石油の利権でもない。いや、だけでもない。
 防衛の為の先制攻撃論と、テログループが組織だってかくまわれる場所を潰す為、地政学的な利益と、石油の利権。これらの複合であるように思える。民主主義もそれ自体、嘘ではなかろうが。
 
 アラブの人が現実的だという論理を展開しておきながら、アメリカの現実的行為を非難するのは如何な物だろう。

 だからアメリカは、彼等のために善意で民主化してやろうというのではなく、自分たちの利益の為に民主化をしたいのだから、民主化せずに放っておけという考えには無理がある。それこそ戦争までしたのに、善意でやめるのか、という事だ。
 そもそも、上のような理由で民主化が出来ないのなら世の中に民主主義は成立していない。現在出来ていないからと言って、根源的に不可能だという考え方には賛成できない。

 だから、アメリカがしている事は偽善ですらなく、利己的行為なのであって、だからこそアメとムチを使い分けているのだ。仮に戦争の責任を逃れようとしている為にしているとしても、それを滑稽だと非難する事自体が滑稽ではないか。この点では塩野七生の方がずっと現実に即している。悪を行う時は速やかに行い、それを中和する為に手早く善を行う。どうせ悪なのだからと開き直る事は何の利もない。

 そう、これは開き直りの文章ではないか。どうせ、民主主義など根付かないのだから。どうせ、戦争なのだから。そういう開き直りこそが一番無責任だと思うのだが。

 最後に、日本が厳しい現実にも参加せず、個人的な命やまとまった金も出さなかったのも、これまた現実的だったからだ。変に善人である事を証明しようとしなかった事に、安心している。何も出さず、反感も買わずにアメリカに恩を売った一連の外交は成功ではないのか。誰も言わないが。今回日本は何も失わずに恩を売った。こういう現実的な外交は良いと思うのだがな。

――――――
 読んでない人には何がなんだか分かりませぬな。

勤勉

2003年4月19日
松井は勤勉だからよく打つらしい。
 日本人的な彼の成功を、そんな風に評している記事を見た。

 一時期、勤勉な日本人だと、エコノミックアニマルだと言われていた時期を懐かしんでいるのかどうかは分からないが、実は欧米の方が勤勉に働いている、みたいな論調の文をよく見た事があった(最近はないのだろうか)。しかし、こういう記事は絶対に

 サービス残業を計算に入れてないだろう。

 何せサービスだからな。休みを何となく取りにくい雰囲気、とか始業時間は決まっているが、30分前には来て、「自発的な」掃除をしている、とか。

 全部仕事とは関係ありません

 ってか。

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 ニッカンスポーツのES提出と、面談。
 かつてないほど褒められた。褒め殺しじゃないかと反応が出来なくなるほど褒められた。

 自由記述の欄が面白かったのが一因らしい。確かに2回しか使ったことはないが、面白いといえば面白いと思う。ただ、バクチだが。
 しかし、こんなに受けが良いのなら、これからも使っていこうか。

営業

2003年4月18日
 カプコンはきつい。人事が。

 いきなり1時間近く待ちぼうけを食らわされた挙句、偉そうにふんぞり返ってる面接官が、面接だというのにいきなり延々と説教するというのは勘弁して欲しい。面接の後に説教をするなら腹は立っても納得はするが、何も始まってないのに説教をするとはどういう事。納得は出来ず、当然腹立ちも2,3倍に。

 ここに限らず、自分の会社を学生に営業する事すら出来ない会社は、一気にやる気がなくなる。そこに行きたいと思っている学生という、基本的には好感を持っているはずの相手にすら良さが伝えられないのなら、そこの営業はどうなっているんだと思わざるを得ない。

 
 夜は友人と語らい。ギョーカイでアルバイトをしつつ正社員を目指している友人。昼夜逆転しているらしいが、話を聞いてくれた。ありがたい事だ。

カエサルの言

2003年4月17日
 我ながら完璧と思った面接で落とされて、まるで手応えがない面接で通る。いつになっても面接はよくわからん。

 それにしてもこのサイトは役に立つ。毎日毎日作文の練習をしているようなものだから。文章を書きなれるというのもあるが、ネタをアウトプットしておくと、いざ作文という時にお題に応じて思い出すことが、ままある。


 家の光は夜六時からの説明会。特殊法人だけあって、営業、売りさばく力を重視して危機感持っていることをアピールしつつも、その力よりは結局理念に共感できるかどうかを重視するそうな。
 興味深くはあるな。


 みんしゅうだろうが2ちゃんだろうがゼミの掲示板だろうが

 嬉しそうに2ちゃんねる用語使って掲示板に書き込む奴ってのは気持ち悪い。
 分かる人にしか分からない言葉を使って喜ぶというのは、小学生の暗号ごっこと、内輪で固まっている状態から精神的に進歩がないという事だと思うのだが。分からなくても鬱陶しいが、その意味が分かると尚の事鬱陶しい。
 そういう意味ではカタカナ言葉も変わらないのかもしれないが。

 「文章は、用いる言葉の選択で決まる。日常使われない言葉や仲間内でしか通用しない表現は、船が暗礁を避けるのと同じで避けねばならない」
 ――月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり――

 改めて人の口から聞くと実に良い言葉だ。この短い文字の集まりの中に、リズムと情感とがこもっていて心地よい。

 最近時間がないのと士気が高まらないのとで日記が日記じゃなくなりつつある。シュウカツ日記なのにシュウカツの時期に更新されないとはこれ如何に。

―――――――――

 2日がかりでの文藝春秋の2次(3次?)試験。1日目の昨日が筆記で、2日目が面接。

 ダメだな、こりゃ。
 そんな手応え。

 人事の人が言うにはESが2500人で、一回目の筆記が997人。そして今回が190人程度だそうな。欠席もちらほらいたから、実際にはもうちょっと少ないかもしれない。

 しかし、なんでこんな風に公表するのだろう。面接を前にして緊張してる学生に少しでも自信を持たせようというのだろうか。意図がよくわからないが、知って困る事でもないか。

 それにしても、疲れる。初日に両方ともやってしまうという人もいるようだが、それはそれで後半疲弊しきってそうな気もする。かといって2日がかりはちときつい。

 どちらにせよ手応えが変わったとも思いにくいが。部屋の椅子がふかふかで、壁に菊池寛の肖像画がかかっていて吃驚。

杉内憎し

2003年4月14日
 S&Bの説明会。
 
 SUN&BIRD。
 SPICE&HERB。

 最近からだが疲れやすい。抜け切らない。こういう時に筆記を受けてもあまり良い結果は出ないのだが。
 どうだろう。

 言語的問題で、短文を読んだ後に短い文章が4つほど提示され、それぞれについて「論理的に正しい」「明らかにおかしい」そして「論理的に導けない」の3つからそれぞれ選ぶというもの。
 後者2つの区別が非常に難しい。あからさまな物以外は、厳密に区別はつけられないんじゃなかろうか。
 問題文の意味は分かるんだって。それなのに判断するなよ。

 そう、言いたくなる。

 さて、明日は文春の筆記試験。ここは作文が重視されるらしいからと、以前の日記を読み返しているのだが。
 役に立つのか立たないのか。

良いねぇ

2003年4月13日
 久しぶりの西武ドーム。野球観戦。3安打で2−0のまま敗色濃厚の8回表、2アウトからヒットヒットにホームランで絵に書いたような逆転劇。レフトスタンドはお祭り騒ぎ。見に行った試合で勝ったのは実に久しぶりな気がする。
 ケータイの電池カバーがなくなったけどそんな事はどうでもよろし。

――――――――

 しかし、イラクの報道については結構本気で頭にきてる。イラクの住民が「解放」を喜んでいる事についてのコメントが各メディアから殆どないじゃないか。あんなにも「イラク国民の気持ちを考えろ」的な発言を繰り返していた連中は何か言う事があるんじゃないのか。

 これがもしも、その情報を集められなかったのだとしたらそれはマスメディアとしての能力が著しく足りてなかった事になる。それをする能力もなく、断片的な情報と憶測で何かを批判、否定してはならないのではないか。

 しかし、どうにも情報操作を行ったような気がしてならない。誰も彼もがフセインを支持している訳ないなんてことは、ちょっと取材すればすぐわかるのではないか。
 あんまりにも無責任ではないか。イラク国民は「強い反米感情の元、それなりの暮らしをしている自国を守るために徹底的にアメリカと戦いきる覚悟がある」んじゃなかったのか。そのイラク国民像はどこにいったのか。

 アメリカを支持するとは言えない雰囲気、それどころか、イラク国民がアメリカ軍を待ち望んでいる、とは死んでも言えない雰囲気というのは非常に恐い事ではないか。
 それは間違っている、これは正しい、という判断を誰がすると言うのか。それを勝手に判断するようでは、そして終わり次第その事に蓋をするようでは、60年前と何が進歩したのか。

 それがどんな類の事であっても、反対する意見を言えなくなるような「空気」を作ってはならない。それがマスコミの責務だと思うのだが・・・

思った事。

2003年4月10日
久しぶりにシュウカツは休み。
 昨日のベネッセはさすがにきつかった。朝9時半に多摩センターとは。電車代もたんまりかかる。財政的にも余裕がなくなってきた・・・
 午後はNECのプレゼンテーション面接。NECをどう変えていくか、ってたいそうな事がお題だったから、びくびくしていたのにたいした事は聞かれなかった。これが良いのか悪いのか。

 さて、唐突に思った事。
 人間には本能が殆ど残ってなくて、理性が支配しているらしい。しかし、人間と動物を比べてみるに、人間は1年中発情期を迎えている。しかも、動物のように特定の物しか食べられないという事もなく、何でもかんでも食べてしまう。人間ほど色んな
物を食べてしまう動物も他にいまい。

 理性と本能を地球レベルで見た時に、本能こそが理性の役目を果たしていて、人間の脳、理性と呼ばれる物こそ、たがの外れた本能ではなかろうか。

 いや、数を増やす事ばかりに特化したその習性は、アメーバのようなものかも知れないが。
 してみると、平和を望んで戦争に反対するその「理性的判断」こそが人間のアメーバたる所以なのかもしれない。環境保護も、自分たちが増え続けるための余地をもっともっと大きくする為の行為。

 まぁ、それでも良いじゃないかとは思うが。

―――――――――

 ロッテは開幕7連勝。

 ファームは。

 しかしすごいな。負け知らず。かといってファームの打撃10傑に浦和の選手がいるわけでもないのがこのチームらしいところだが。主力先発陣が皆、中堅〜ベテランなのが気にかかるが、野手は若すぎるほど若いな。

 ニッカンスポーツにファームのコーナーがあるのだが、このコーナーにイースタンの若手を週に一回、一人ずつ紹介していくコーナーがある。今季は既に5人が紹介されているのだが、

 うち3人がロッテでやんの。
 皆今季のルーキー達。しかも6,7,8順目と下位指名の酒井、金沢、早坂。酒井以外はドラフト前は全く無名の隠し球とも言える選手たち。
 ここの担当がロッテファンなのか。それとも本気で他球団に比べて有望なのが多いのか。どちらにせよ良い事だ。

 西岡、早坂、今江の内野陣というのは夢が膨らむな。5年後に期待。

情報操作は怖い

2003年4月9日
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 【バグダッド9日共同】イラク戦争で米軍部隊は9日、首都バグダッドのほぼ全域を制圧、バグダッドは陥落した。イラク軍の表立った反撃はなく、市内の一部では住民が米軍の到着を歓迎、反フセイン政権暴動も起き、同政権は事実上崩壊した。開戦から21日目で米英軍は勝利を確実にした。
 ブッシュ米政権はフセイン大統領らイラク指導部の行方を追及するとともに、フセイン政権に代わる暫定政権の樹立を急ぎ、戦後のイラク復興の動きを加速させる。
 米中央軍のブルックス准将は9日、カタールのキャンプ・アッサイリヤで会見し「もはやフセイン政権は首都を支配していない」と述べ、バグダッド陥落を宣言。「市民の歓迎ぶりはフセイン政権が崩壊し、二度と戻らないという確信から来る喜びの表れだ」と語った。
 米軍は4月7日、米情報機関が得た情報を基にフセイン大統領がいたとみられる市内の民家を集中空爆したが、米政府は「大統領の消息は依然として不明」としている。(共同通信)
[4月9日23時46分更新]

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 本当に解放戦争だったってオチか?住民が米軍の到着を歓迎、だと。以前、朝まで生テレビで田原総一郎が情報を握りつぶしたという事をちらっと書いたが、情報操作は怖い。

 悪のアメリカに対抗してジハードを唱える一枚岩のイラク国民、なんてキモイ図式が成立するはずもなく、それどころか圧制を敷いていたフセインを取り除こうというアメリカの意図は基本的に大きな間違いではないのだから、フセインによって害を受けている国民が多いのもかなり当然。
 別にアメリカ大好き、という訳ではないにせよ、人間というのは基本的に利に敏いのだから比較的にアメリカを支持する人は、そりゃ多かろう。

 結局、戦前の日本に対して持たれていたイメージと同じようなイメージしかイラクに持っていなかったのかなと。天皇に忠誠を尽くし、一枚岩で戦争万歳。フセインに忠誠を尽くし、一枚岩でジハード万歳。
 戦前の日本の方が、フセイン政権よりなんぼかマシだったろうに。ならば尚更反フセイン感情も考えられたか。

 情報操作の何が怖いって、正義に見える事ならば、情報操作されたがっている人が多いという事。悪に見える情報操作ならば反対するのは簡単。正義に見える、皆が望んでいる情報を、それは情報操作だといってもなかなか通らない事が多い。

 まぁ、下手するとこの報告自体がアメリカ軍の情報操作だと言う可能性も否定できない訳だが。
 そうすると、そんな情報操作に飛びついた自分は「望んでいる情報に操作されたがっていた」という事になる。
 あな恐ろしや。

 異常に疲れているが、これは書いておきたいと思って更新。

一周年

2003年4月8日
 ここに書き始めてから丁度一周年が経った。
 経ってしまった。

 26352ヒットで、更新日数が多分300日弱。すると、一回の更新につき平均90ヒットといったところだろうか。誰が見ているのやら。

 え〜、集英社も受けて、文春も受けた。そして文春から早くも合格通知が。去年は勉強しても通らなかったというのに、今年は何も勉強せず、書けた人物が、50人中15人程度だったのに(文春の筆記は50人の人物が名前だけ出されてそれを寸評するというもの。そもそも知らないぞ、っていう人物が多い)。
 営業ってそんなにも志望する人が少ないのだろうか。

 ロッテ打線が爆発。こういう時に限って映像で見れないのは何なのだろう。

 最近気になり出したこと。
 もはやちょっと古いのかもしれないが、「出会い系」ってどういう事なのだろう。「系」って。出会いサイト以外の何物でもないと思うのだが、「系」。それってつまり、出会いサイトそのものではないという事にならないか?
 そういや野球でも「まっすぐ系」なんて言葉をよく耳にする。

 最近気にしてる事。
 企業とリクナビからしかメールがこない。誰かメールをおくれ。パソコンに癒しを。パソコン開いても嬉しい事がないぞ。

広告

2003年4月6日
 池袋駅をうろうろしていたら、あちらこちらにDAKARAの広告が。電車もそうだが、駅の改札口にまでも。

 なのに、看板はテナント募集になっているところが多い。不思議なものだ。看板には宣伝効果がないのだろうか。看板でない所に広告を出すのとどちらが安いのだろう。

 今朝の新聞には、企業がTVのCMの効果に疑問を持ち始めているとかなんとか。
 広告は難しい。

 土曜は知り合いと飲んできたのだが(呑まないとやってられん)、話の流れでこの場所のアドレスを教える事に。
 なかなかに恥ずかしい物である。最初は色々と教えていたのだが、段々と恥ずかしさを感じるようになってきてしまった。

 さてシュウカツ。土曜はCGCの筆記試験。その最中に電話がかかってきて、NECの面接のお知らせ。内容は「あなたのValueと、それによってNECをどう変化させるか」のプレゼンだそうだ。そんな事言われてもな。

 三井住友銀行のリクルーターから電話が。日曜なのにありえない。きっとここに入るとそんな風に働かされるのだろうなと思わざるを得ない。しかも、志望動機を考えていなかったのに前回面接をしたのだから、もう電話は来ないと思ったのだが。
 金曜に会って、次が月曜か。銀行が偉いのか、人気がないのか。どうなのだろう。

 ロッテ勝利。ショートが良くなってきた。良し良し。

やっぱダメだ

2003年4月4日
 三井住友銀行のリクルーター面接。以前言われて、そういうもんかと思っていたのだが、
 喉で話してる感覚。
 もっと腹から話してる感覚にならないと。志望動機が存在しないから、その場その場で適当な事言って誤魔化してる。やれやれ。

 リクルーター制自体はそこまで悪い制度とは思わない。何回も面接やって判断するのは、ちょっとしかしないよりも良い事だと思う。

 日中には富士通の説明会と筆記試験。
 これまた、聞いていて眠くなるどころか腹が立ってくる。なんでカタカナ言葉のオンパレード。日本語でまだ訳が無いならともかく、あるのにわざわざカタカナ言葉を使うってどういう事なんだ。意味が分からないじゃないか。
 分からない人は来るなって事なのかもしれないが。NECは、社員と話す機会があって、これに疑問を持つ人がいたからまだ良かったのだが。

 そもそも、こういうメーカーがパソコンを売る以外に何をしているのか正直よく分からない。わからないから説明してもらおうと説明会に行ったのに、やっぱり分からない。何で食ってる会社なんだ。

色々

2003年4月3日
 この間の朝まで生テレビで、田原総一郎がイラクからのレポーターの話に、「アメリカ軍を待ちわびているのにショックを受けた」という内容のものがあったのだが、苦虫を噛み潰したような顔で、これを握りつぶしていたのが気になった。

 と思っていたら週刊新潮に早くも掲載されていた。やるな新潮。

 しかし、こうやって都合の悪い話は隠蔽されていくんだろうなと、小さい話ながら思った。しかも悪意はないし。

 あらゆる人がフセインを支持している、支持率100%なんて状況は無いのだというのは至極当たり前の話。ならば、当然そんなアメリカを待望する報告が上がってくることもあろう。そういう情報を握りつぶしているようでは、進歩など無いのでは。

 
 ボブサップって負けたら何の価値も無いんじゃないか。彼は、強いけどコミカルってのが売りなんだから、弱くてコミカルでは何の存在意義も無い。
 格闘技はよく分からないけど。強いんだろうけど。

 菊川怜の時もそうだったが、ちょっと人気が出るとすぐに飛びつきすぎ。CM業界。

 
 ホセ・フェルナンデス。
 新外国人。去年韓国で45本塁打。守備率驚異の8割台。典型的なドミニカンの名前。顔は色黒の城島。
 頼むよ・・・

 
 シュウカツもかなりしてます。今日明日と、NECと富士通。彷徨ってるな。

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