バブル

2002年11月14日
 ふと思ったのだが、バブルで日本は損をしたのか???

 土地の値段が崩れて、そりゃ悲惨な目に合った人も多いだろうけど、という事はつまり、かなりなぼろ儲けをした人も多いはずで、日本人全体の財産の量は別に減ってないんじゃなかろうか。

 バブルってジョーカーというか、時限爆弾を擦り付け合ってるようなものだから、自分のところで爆発した人は馬鹿を見るけど、直前の人とかはそれに応じて儲けが出てるはずでは???土地なんて商品の数事態は変わらないのだから。

 誰か分かるように教えて欲しい・・・

変わり身

2002年11月13日
 面白かった会話。
「なんでイラクを攻撃するんですか。むかつきません?」
「んー、でも、しょうがない面もあるよなぁ。」
「なんか、アメリカがやってるとむかつくんですよねぇ。査察の受け入れもしたんでしょう?何で攻撃するんですか、ワケわかんないですよ」
「でも、これ見てみ(持っていたスポニチを指す)。イラク国会が査察受け入れ拒否だって。」
「・・・・・・なーんだ。そうなんですか。じゃあ別に良いや、そんなら


死んでしまえ。」
「・・・」

 

 受け入れ受諾で良かった良かった。
 ちなみに、(去年も行ったのだが)トルコへ行こうと思っているのだが、その予定日が12月8日。イラク攻撃予定日とされている日。

 去年も自爆テロがあったし、中国行った時は飛行機が事故を起こすし、何か憑かれてるような。
 「メディア社会の現代では、「権力者」とは他人の言葉やふるまいを支配する者さ!!金持ちや政治家だけとは限らない・・・・・・なのに、あたかも反逆のヒーローを装って自尊心を肥え太らせてるヤツには虫唾が走るんでね・・・・・・」

 まさにその通りだと思う。
 まぁ、この言葉にそのまま乗るのも如何なものかと思うが、別にこの言葉で「啓蒙」された訳ではないからよしとしよう。

 巨人ファンと自らを呼べなくなってから久しく経つが、それでもアンチ巨人にはなれない。言うならばアンチアンチ巨人。
 竹中大臣が異常に叩かれているが、叩いてる方を見るとげんなりする。公的資金の強制注入、良いじゃないか。どうせこのままじゃジリ貧なんだ。やってみなければどうしようもない。責任が取れるやつなんていないんだから。

 そんな意見も結局こういう感情から出てるのだろうか。それはそれで単細胞な話だが・・・

 しかし、こういうのは人間関係と同じだと思う。「敵を作らなきゃ成り立たない人間関係なんて最低だ」
 と、これは自分の台詞なのだが。

 敵を作って、それを叩かなければ守れないプライドとかアイデンティティーって幼稚極まりないのではなかろうか。(勿論、人間関係も。派閥を作りたがる人間って浅い。)

 そして、幼稚な人間が増えていると思う。(それは若者だけではない。幼稚なオジサマの多い事!)

 勿論、自分にだって気に食わないやつとか、「こいつダメだ」と思うような人はいるが、そういうのをあからさまに出すのってすごい恥ずかしい。特に最近は。

 そりゃ勿論、政治家の批判はすべきだし、言うべきこと言ってやらなければならない人(組織)はある。でもそれは「敵」とは違う。

 典型的なのが所謂ウヨサヨ論争。彼等の中ではお互いは敵なんだな。「日本を良くしたい。より良い理解を深めたい」という基本的なベクトルが同じだという事に冗談じゃなく、本気で気付いていない。

 だから、そういうものの権化であるマスメディアが好きになれないのか。
 だから、入れないのかもしれない。

 (とは思いたくないが。きっと運も縁もそしていろんな力もなかったのだろう。)
 
 そのデカイ口でどんな教育を云々言うよりも、大声あげて他人を罵るという事がどんなに幼い事か、学ばせ、そして自ら学んだ方が良いのではないかな・・・

デリケートな話

2002年11月11日
 横浜に自由枠で指名される予定だった立大の多田野君がホモだとかでやたら騒がれてる。

 その騒ぎ方が2種類あって、「何考えてるんだ、こいつ。自分の立場を知れ」ってのと「何でそれくらいでダメになるんだ。脱税選手はどうなる」というもの。

 個人的には前者の立場。

 この話が出た途端本人が公的な場から姿を消したので、いくら週刊誌と言えども事実である、という前提で話をしたいが

 何故か女性はホモに寛容である。
 そして男性はこれを忌避する。

 気持ちは分かるんだが・・・もしもこれが女性相手だったらどうだろう。例えば、男性アイドル歌手がそういうビデオ(ホモではない)に出てたとしたらだ。それも合法ではない、ウラのものに。

 まず間違いなく人気は地に落ちる。本人が法に触れることをしなくともそれくらいはごく当たり前に読める。そんなビデオに出てる事がおおっぴらになってる人を、アイドル事務所が雇うだろうか?

 当然、アイドルとスポーツ選手は違う。しかし、その違いは主なターゲット層が違うという点だけであって、人気商売であるという点では全く変わらない。スポーツではスポーツすることそれ自体よりも客を集める方がはるかに重要なのだ。

 ならば、主な客層である男性に嫌がられるような(それも生理的に)選手、(商品)を球団という売り手が仕入れるわけがない。それも、ごく個人的に目立たないのではなく、大っぴらになってしまっては・・・

 まずもってビデオに出る、という感覚がちょっと普通ではない。更には、後輩へのセクハラ疑惑もあるのだ(笑えるけど、卑劣な行為であることに違いはない。これを女性はどう思ってるのだろうか。男相手なら良いのだろうか。)。

 そういう人気商売をするという事に全く無頓着な事にたいして、「お前はバカか」と言いたい。目の前に1億円がぶら下がっていたのに。

 確かに、その才能は惜しい。けど、力を競い合う以前にプロは客商売。全てはより多くの客を集める為、という一点に帰するのだから、横浜は降りないはずがないという事だ。
 アイドルは顔で差別される。いくら力があったとしても。同じ事だろう。

 で、多くの野球ファンは、同性愛者が口先は、タテマエはどうあれ嫌である。自分も嫌だ。それだけならともかく、ビデオに出るような〇〇を応援する気にはなかなかなれない。握手会で引かない自信がない。もしも息子がいたら握手をさせにいかせたくはない。(そして多分、野球ファンの、と言うより多くの人の中ではホモビデオ>>>>脱税なのだ。)

 タテマエは別だ。女性は顔ではない、と。
 しかし、ブラウン管の中の世界で残る女性アイドルは現実として、違う。男のアイドルも同じ。

 野球の才能を惜しむのだったらアマチュアで頑張ればよい。金になるように使う事が才能を活かすことではないだろう。

西宮冷蔵

2002年11月6日
 以前狂牛病を発見した女性職員が自殺したとの記事を見たときに感じたやりきれなさをまた味わうとは。

 一体どうなってるんだ。告発をした者、検査をして危険を知らせたものがなんだってこんな結末を迎えなければならないんだ。はっきり言ってBSEやら偽装やら、それ自体よりもよほど深刻且つ重大な問題のように思えてならない。
 何故これをもっと報道しない。何故これをもっと記事にしない。

 確かに表面上は直接はそれらの事態と何の関係もなかったかもしれないが、どう考えてもおかしい、不自然じゃないか。

 こんな事を知らされた後に、何か告発すべき情報が自分のもとに存在したとしても見て見ぬ振りをせざるを得なくはないだろうか。

 北朝鮮も勿論大変だし、松井だって興味はある、でも、だ。こういうニュースってもっと話し合われるべきでなかろうか。


 <雪印食品による牛肉偽装事件で牛肉詰め替えの現場となり、事件を内部告発した西宮冷蔵(兵庫県西宮市)の水谷洋一社長は5日、早ければ今月中に同社を廃業することを明らかにした。負債は13億円。大口取引先の雪印食品が4月に解散したことで資金繰りが悪化したという。水谷社長は「無念だが、不正を暴いたことに悔いはない」と話した。

 同社は1937年に創業。水谷社長などによると、92年の本社移転や95年の阪神大震災の影響で13億円の負債を抱え、雪印食品の解散以降は売上額が昨年同期比の6〜4割に落ち込んでいたという。

 水谷社長は1月、雪印食品関西ミートセンター社員らが西宮冷蔵の倉庫で、保管していた輸入牛肉を国産牛肉の箱に詰め替えた偽装を、毎日新聞などの取材に認めて公表した。しかし、国土交通省から偽装について倉庫業法違反(在庫証明の不実記載)に当たるとして、今月3日から7日間の営業停止処分を受けた。>

 <北海道音別町の乳牛が国内四頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)と確認された問題で、この牛の生体検査を担当した釧路保健所(荒田吉彦所長)勤務で獣医師の女性職員(29)が、釧路市の自宅で自殺していたことが、十三日分かった。

 同保健所などによると十二日午前十時ごろ、職員が出勤しないため様子を見に行った同僚が、死亡しているのを見つけた。「獣医師として至らないところがあって、ごめんなさい」とメモが残されていたという。

 職員は、十日に音別町から釧路市の食肉処理場に運び込まれた乳牛の検査を担当し、この牛が歩行困難な状態で、左前脚にまひ症状があると診断した。解体後のBSE検査で陽性反応が出たが、職員はBSE検査にはかかわっていなかった。

 職員は十一日、特に変わった様子もなく仕事をしていたという。

 荒田所長は「生体検査でBSEと断定することは難しいが、その点に責任を感じて自殺したと思われる。非常に残念」と話している。>

ギャンブル

2002年11月5日
 すっかり世の中はクリスマス気分。

 通勤路である新宿タイムズスクウェアの前などはまばゆいばかりの光に包まれている。

 のはいいのだが

 なんでスライムまでサンタの帽子を被っているんだぁ!?

 UFOキャッチャーの話。

 早速そんなホイミスライムを捕獲してしまったのだが。
 
 どうでもいいけど、UFOキャッチャーはギャンブルに近い。取れる時は簡単に取れる。
 しかし、欲しい物こそなかなか取れないし、金をかければかけるほど取れなくなっていく。最初の一回で見切る潔さが必要。
 200円で取れないものは2000円使っても取れないことが多い。

 そういや、毎回毎回2倍の金額を賭けていけばいつかは儲かる筈、という博打打ちの言い分を思い出した。

 案外当たってるかも。

 なんて思う自分にはギャンブルの才能はないだろう。

小説

2002年11月4日
 10年くらいかかってもいいから、一回歴史小説を書いてみたい気分。

 やはりというか、行った事のあるところがイメージが沸くだろうから舞台はトルコか中国。オスマン・トルコでイェニチェリなんか面白そうではある。ルーマニアのブラド公あたりも使えれば尚面白い。

 ま、こういうのって考えてる時が一番面白いから実現するかどうかってのは別問題だが。

警官

2002年11月3日
 なんでか警官に職務質問された。

 自転車を無灯火で乗っていたら、突然前をふさがれて、「今一斉取締りをやっている」との事。そんな事を言ってるうちに横をいくつも自転車が通り過ぎていく。

 何か無性に腹が立つ。もっと怪しそうなチャリを呼び止めろよ。第一、名乗った名前と書いてある名前が一致するんだからどう考えても怪しくないだろうに寒い中何分も待たせるなっての。

 住所に電話番号まで聞かれた。後で考えたならこっちからもその警官の名前と住所と電話番号を聞いてやればよかった。失敗した。

 あの犯罪者でも取り扱うかのような表情がムカ。
 ドラフト改革私案、と言うか、それほど大それた物じゃない。メジャーと韓国でやってるのだが

 ・FAで選手を取った球団は、ドラフトの指名枠を一つ、その球団に与える。ってメジャーのやり方と

 ・指名した高校生が拒否して大学へ行ってしまった場合でも、大学卒業後の指名権は高卒時に指名した球団が持ち続ける、という韓国の方法。

 良いんじゃないの?この二つを導入すれば。

 西武が負けてもリーグの力の差を感じる訳ではないが、(工藤に抑えられ、清原に打たれるってのもねぇ。松坂はセリーグに入ってもあの松坂だったろうし)そういう風向きになるならもっとバランスの取れた方法も確立しないものか。

 特にドラフトの指名権譲渡は面白いと思うのだが。別に逆指名で入ったならFAはやらん、とか言わないから。そういう選手をたくさん取るチームは新人が少なくなるという、ある意味非常に合理的な制度になるんじゃないかと。育てる球団と持ってく球団とに分けるという。

もういいっす

2002年10月31日
 もう1年学生生活が延びたんだ!とポジティブに考えてみよう。

 どうせ一度入ったらそうそう辞めるつもりはないし。何度も就職活動をするなんて、嫌過ぎる。

 ・・・く、日販、期待させやがって。

 最近、働きすぎてここで物を書く気力が足りない。もしも万が一、これを楽しみにしている方がいたら申し訳ない。

 ネタはあるんだが。ネタは。

来年

2002年10月29日
 3月に、寄せ書きなんか貰っちゃったりとかして、追い出し会とかされちゃったりして、それで、留年って如何なものか。

 そんな事になりそうな気配濃厚な今日この頃。

 本とか読む気にならん。

 そんなわけで10時間労働3時間通勤の息抜きは「探偵神宮寺三郎」と「最終電車」。

 息抜きすると寝れずに体調を崩すというこの矛盾。でも、神宮寺三郎は面白い。PS。

風邪

2002年10月28日
 久しぶりにリポビタンD。あれは冷やしすぎるとダメみたいだ。一気に飲めない。

 今日はそんな状態で面接。朝9時からという殺人スケジュール。いろんな意味で頭が上気してる中、

 「耶律楚材の魅力って何?」

 ・・・は?

 確かに東洋史を専攻してると、モンゴルをやってると書いた。しかし、だ。何でモンゴルというと耶律楚材なんだ?やってるところもやってきたところも全然違うっ。

 そんなことを思っていることはおくびにも出さずにひねり出す。そうすると

 「耶律楚材のリーダーシップってのはどういうところにあったと思う?」

 ・・・ちょっと待ってくれ。そもそも耶律楚材はリーダーじゃなかろう。宰相だ、宰相。

 しかも、個人的には耶律楚材ってあまり評価していない。そもそもたいした事をやった人物でもないと思っている。しかしこの面接官、絶対に陳瞬臣のファンだな。

 等とはおくびにも・・今度は出したかもしれない。引きつった笑いを浮かべながら受け流す。したら今度は別の角度から

 「ロッテの外野スタンドって男ばっかりに見えるけどなんで?」

 はい〜〜?そんな事を聞いてどうしようってんだ?そもそも、そんなことはなかろう。普通だと思うが。意図が読めん。極めつけは

 「ロッテファンて試合の間ずっと立ってるんでしょ?」

 ・・・守備の間に立っててどうするんだって。
 ここまで来ると苦笑いしかできない。この面接で何が知りたかったのだろう。しかも圧迫面接でも無さそうな、天然な雰囲気が漂ってるこの会社はなんなんだ。
 もう、煙幕張りまくり。ロッテのドラフト。

 ほぼ同じ時期に出たスポーツ新聞で全く共通点がないってのはどういう事なんだか。

 報知→3順目でマック鈴木
 スポニチ→3順目は高校生投手4順目以降で黒田
 
 で、今まで色々な選手が3順目にリストアップされてきたが、共通項は投手という事だけ。しかもほぼ右の即戦力。って事は

 右の即戦力は取らないって事か?

 スカウトの目自体は優秀なんだが、スカウトの押しよりも、そこに必ず現場なりフロントなりの意向が強く反映されるのがロッテのドラフトのパターン。今年は両方一致して「野手を」なのだから多分野手を取るかのような。気が。希望が。

 本当に傾向が右の即戦力なのなら1順目に西岡っていう選択肢はありえない。自由枠で以前のコバマサや清水直みたいな社会人or大学投手を取ってから2順目で浅間あたりだろう。早くから西岡の一本釣りで確保って事は、去年みたいにまた順位の入れ替えとかやるかもしれない。

 どうしてもこの右の即戦力のオンパレードが煙幕に思えてならない。フロントはともかくスカウトは良いから、どんなに下位でも関係ない3順目でマック鈴木ってのもありえないし、3順目を必死で隠してるように思えるんだなぁ。

 ここは大逆転で長田昌と見たがどうだ。1,2順目で残りさえすれば指名は出来るようになるから。

 ・・・まぁ、期待させといて裏切られる可能性も高いけど。何にせよ本番まで分からないってのは出来レースな昨今のドラフトの中で、楽しみではあるか。
 >多田野
 マジかい

いざ日光

2002年10月26日
 鮎の塩焼きは美味しかった。

 一泊二日、日光への旅は、全て鈍行。北千住から東武線へ乗って電車に揺られる事3時間程度か。事前にイメージしていたのはボックスシートの旅だったのだが、意外にも混雑しているせいで、地べたに座る事を余儀なくされた。

 結局座れたのは最後の1時間程度。しかし、その一時間程度は謎多きお爺様方との濃密な一時間であった。
 相席はいいのだが、爺さんばかりで婆さんなしという謎の組み合わせ、要領を得ない台詞の数々。そして昼真っから飲んだくれてる爺さん一名。

 面白い。

 日光とはゆばの町だそうだが、この旅ではゆばソバにゆばラーメンなんかを頂いた。何故か麺類。食感は楽しい。

 着いてすぐはゆばソバ。なのだがそれよりも何よりも、道端で売ってる鮎の塩焼きがやたらと美味かった。塩加減が最高。

 いや、塩加減ではなく塩の味、だろうか。丸ごと平らげる。

 日光自体は3回目ということで、しかも特筆するような物はみていないのだが、風情もあってなかなかよろしい。入るなり白馬を目の当たりにしたことは特筆すべきか。
 あの長〜い階段はヒールをはいた女性陣にはきつかろう。そんなこと、修学旅行の時には気にも留めなかったが。

 紅葉はあまりしていなかった。3,4分といったところか。天気も悪く、そういった面では恵まれなかったのかもしれない。しかし、気持ちが良かった。東京のビルの森にばかり出向いていると、こうした森の感じが非常に新鮮で、来てよかったという気にさせられる。

 宿はペンション。車でお出迎え。

 言う事は一つ。飯がうまい!

 ・・・いや、ディナーが美味しゅうございました。

 次から次へと運ばれてくるコース料理に舌鼓を打ち、ボリュームも満足のいくもの。
 どうやら料理は主人がしているようで、給仕に徹する奥さんを見てるとどうしてもかまいたちの夜を思い出してしまう。場所も駅からちょっとかかる所。

 いや、それにしても美味しかった。「民宿」とイメージしていたため、山菜にとんかつ、すき焼きをイメージしていたのだが、大違い。ステーキソースの美味かった事。ケーキバイキングは黄色い歓声をもって出迎えられていた。

 マンガ「ひだまりの樹」が置いてあったのもポイント高し。

 二日目は中禅寺湖へ。
 とりあえず、寒かった。凍えそう。気温自体もさる事ながら、防寒の用意もせずにのこのこ来た為。しかも霧が深すぎて何も見えず。見えたのは寺にいた猿のみか。

 しかし、華厳の滝は感動した。金を払う価値が十二分にあったといえる。
 微妙な曇り加減が、霞がかった絶妙の景色を演出し、紅葉も七分ほどしていたせいか、うっとりする眺め。切り取って持っていきたかった。この旅で、このときほど、カメラを持っていかなかったことを悔やんだ時はなかったろう。「マンガ日本昔話」のような風景。
 
 わかりにくいか。

 思い出せる限りだとこんなところか。な?

シムシティ―

2002年10月25日
 最近パソコンでシムシティ―なんぞをやってみてるのだが、自分の町なんかも作ってみたりする。うまく行かないだろうなとは思っていたが、

 スラム化しやがった。

 想像してみてちょっとドキドキ。

続・気になるひと

2002年10月23日
 結局彼等は可哀想な人であった、というだけで可哀想な人である、わけではないんでないかな。北朝鮮から必死に逃げてくるような階層(敵対層)の人のイメージを重ねると間違えるかもしれない。

 まぁ、20ウン年前ならともかく、今の暮らしぶりを察するにどちらかと言うとそういう敵対層、動揺層の上に立って良い暮らしをしている人達なわけで、そりゃそんな暮らしを捨てて、好奇の目に晒され下らんマスコミに騒ぎ立てられる日本に帰りたくないというのもありうる話だ。

 まぁ、無意識にせよ彼らが支配階層というか、搾取する側にいるとするのならそれも衝撃的な話か。

 で、それの是非はおくとしても、嫌がる彼等(その時点でもはや拉致被害者ではなく単なる被拉致者なのかも)を無理矢理日本に留め置くとしたらそれはそれで2度目の拉致を強いる事になるのかも。

 難しい問題だが、彼等のアイデンティティーが北朝鮮にあるのだったらそれはそれで仕方ないのかな、と。帰ってくれば洗脳が解けるというかもしれないが、そんなのは主観的な問題で本人達から見れば洗脳だし、どんな価値観が洗脳で、どんな価値観が更正なのかは判別しにくい。(いや、洗脳それ自体は存在するのだが)

 北朝鮮が悪いのは、それはそれとして、という話。

最近気になるひと

2002年10月22日
蓮池薫さんが気になる。

 もっと言うならあの兄弟が気になる。切れ者っぽい。油断できなさそう。政治家になれそう。

 あの人は、あの年代にあの年齢で連れ去られた人だけに、案外北朝鮮が普通に好きなのではなかろか。そう思ってしまう今日この頃。

監督ぅ

2002年10月21日
真面目に監督変えてる場合じゃないと思うわけ。

 何故かってそりゃ打てなさ過ぎるからに決まってる。チーム打率が2割に満たない期間が一月くらいあったのをよく覚えているが、あのころの打線はひどかった。福浦の270がやたらと輝かしい数字に見えたものだ。で、最多本塁打がメイの3本とか5本とか。ローズ辺りが10本代後半を打とうって時に。ウーム。

 それでじゃあ、フロントが動いたかっていうと全く動かなかった訳で。ボーリックとメイが二人合わせてやっと4割って時期にも新外国人探すそぶりもなく、黒木と小野の2人に小坂と酒井が離脱してもトレードすらしないってのはどうしようもない。

 野球見てる人には分かるだろうけど、どうしようもない訳だな。2割打線じゃ。采配を振るうとかそういうレベルじゃないし。あのころはほんと哀しかったもんだ。

 で、よく「若手を使って育てろ」という人がいるけど個人的にはこれにかなり疑問。凄い疑問。今の選手で使って育った選手ってどのくらいいるのだろう。今年巨人の若手が活躍したが、これはファームでの成果が出ただけで一軍で育てられた訳じゃないし、横浜の古木とかもそうだろう。吉見だってそうだし。パは全体的に野手が育ってない気がするけど、投手もコバヒロとか。逆に使ってあげてるけど成果が見られない選手ならたくさん挙げられる。東出とかっていいかげん進歩しないとまずいだろ。

 結局ロッテってチームの打撃陣が沈没したのは若手野手のせい、具体的には大塚、立川、天野、澤井、渡辺正人、ここらへんのせいだと言い切って構わないと思う(今年ようやく活躍したがサブローもそうだった)。ここらへんが一人でもモノになっていれば全然違ったはず。
 
 で、それはチームの、ひいては監督コーチのせいだって意見もわかるには分かるんだが、それって選手をあまりにも甘やかしすぎじゃないか。いい大人に言うような事じゃないし、成功する選手ってのは結局自分で野球をする選手だと思う。少なくとも、福浦やサブローが活躍してる訳だから、そうなれる道は確かに存在したのだ。それを選ばなかったのは他でもない本人たち。

 一軍てのは勝つ場所であって育てる場所じゃないんだな。よく9月くらいになると「来期テスト」という文字を選手登録のところに見るけど、まさに「テスト」。絶対に「若手育成」ではあり得ない。

 で、総合するとフロントと若手に原因が求められるように思う。若手が育たないなら尚更それは監督の問題じゃなかろう。もっと根っこの深い問題だ。と、言うよりプロ全体に言えるのかもしれない。ともかく、失敗しても全て監督が叩かれるというなんとも育ちやすい状況なんだから、もっと奮起してもらいたいものだ(逆に言うと、そんな若手に甘すぎる雰囲気だから育たないのかもしれない)。

 で、そんなチームとしての体質があるのに、フロントは一向に変わらない。体質どころか、人がそもそも変わらないのは如何か。

 結局の所変わらないフロントが目新しい「改革」として監督人事を行い、若手に甘いファンが弱い原因を選手に求められず、監督が変われば喜んでしまう、というのが問題なんだと思う。日本人の縮図をそこに見てるようで嫌になる。一番みえやすい所にいる人物を考えなしに叩いて、それで首がすげ変われば満足してしまう、と。
 それでは何の解決にもならない。(というか監督の仕事なんてプロにおいては投手交代くらいじゃないか?やるのは選手で勝つのも選手だ。)

 少なくとも現監督以来「お家騒動」はめっきり減ったし、あの連敗でもチームからそういう不満がなかったという事からも、ファームからのたたき上げとして選手からの信頼度はある事は確か。選手を見抜く目も水準以上にある。今年のロッテを率いて優勝出来る監督がいたら本気で見てみたい。3位でもいい。

 とりあえず川北を変えてくれ、というのが本音。

刀と弓

2002年10月20日
 新聞に、「戦国時代に使われていたのは7割方飛び道具(弓が主で、投石も)であって残りも槍が殆ど。刀はあまり使われなかった」とあった。戦国時代の方が旧軍部より現実的である、と。

 まぁ、それ自体は驚くような事ではないのだが、あらためて考えてしまった。

 何故日本では刀が武士のシンボルであり、また、多くの流派が誕生しているのであろう?

 竹刀の普及も大きいかもしれないが、あれが発明されたのは戦国の後期だし、普及したのはもっと後だ。それ以前に生み出された流派はたくさんある。
が、主力武器であった筈の弓は武士のステータス足り得なかった。

 弓道と槍術の流派ってどれくらいあるのだろう?調べてみたところ、剣術はやたらと出てくるが槍は4種、弓は大きく2つしかなかった。ま、今流行ってないからかもしれないし、そのせいで多くの流派が廃れてしまったというのもあるかもしれないが、扱いはかなり弱い。

 弓が省みられない理由として考えてみたのは、誰でも扱えるという事。この場合技術というのもある程度そうだが、それ以上に漁師が日常的に使っているため(使わせない訳にはいかない)簡単に手に入りシンボルにはならないという事か。よく使われているが故に平和が続くと廃れてしまうのかもしれない。

 槍は、坊主が使っていたからか?正直よく分からない。

 そう言えば弓と並んで投石もポピュラーだったそうだが投石術ってのも聞いた事はない。投石が身分のシンボルってのも格好が付かない話ではあるが。
 案外格好が第一だったのかもしれないな。槍は普段持ちづらい。

 そういう観点から論文とか書いてみても面白そうではある。

 

引退試合

2002年10月18日
 多分、今年の引退試合の中でもっともマニアックであろう平井光親外野手の引退試合を見てきた。
 秋山、池山、石井と比べるとあれだが、立派に一時代をきずいた選手である。

 その過去に恥じず、最後は素晴らしいフェンス直撃のタイムリー2ベースを決めてくれた。情けでただ打席に立つだけの引退試合が多い中、「野球の試合」という中で存在感を示してグラウンドを去った平井選手に心からありがとうを言いたい。泣きそうになった。

 それにしても盛りだくさんの試合だった。ロッテ側は平井の引退試合、本拠地最終戦、藤田の連続50試合登板記録、澤井驚きの3ラン、福浦3割達成、コバマサの記録を確定する登板。近鉄側から見ても、高村のラスト(?)登板、中村の打点王争いとラスト(?)打席、大塚のラスト登板。

 分かる人にしか盛りだくさんでないような気もするが。タダなんだから文句はナシ。タダじゃなくてもこの満足感はなかなかない。

 トーハンに赴いて面接を受けた事など忘却の彼方。

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