1日遅れの日記

2002年4月16日
 朝、かなり久しぶりに7時台に起きたため頭がボーっとする。緊張して然るべきなのにそういう気もしない。

 Sportvaはキオスクでも売ってなかったため諦める。

 会場に行くと、どこへ行っても顔をあわせる一コ上の人と今日も顔をあわせる。お互いになかなか思う様に進まなくてつらいところではある。

 控え室は、今までにないくらい静かで緊張感に満ちたもの。だと思う。ひょっとしたら皆あくびをかみ殺していたのかも。

 隣の女の子が「緊張しますね」と話し掛けてきたが、その子こそ、ガチガチで手が震えていた。どうやら1留らしい、それは緊張もするか。それを見て自分もちょっと緊張。

 「リラックスしてくださいね〜」と、人事の姉ちゃんが声をかけるが、「無茶を言うなよな」と、一人で苦笑してしまった。

 面接自体は短いもの。10分程度か。3対1で、またも女の人が真ん中。なにか決まりでもあるのだろうか。右に座るおじさんはちょっと失礼。質問もしてくるし、話は聞いているのだろうが視線があちこちに泳いでる。通路を見るな!俺を見ろ!
 ニコニコしながらそう思う。

 特筆するような質問はそのおじさんがしてきた「この面接を自己採点すると?」という質問くらい。正直意味が分からない、まだ始まって3分だというのに。実際、それで面接が終わったわけではなかった。「朝が早いのであまりテンションがあげられなかったので70点くらいです」と言ったら、「へぇ〜これで早いんだ。」との事。確かに今は10時過ぎだが起きたのは7時。大学生にとって7時起きは辛すぎると言う事を、元大学生な筈のこの人は忘れているのか。

 Sportivaは「懐が広い」と褒めておいた。「読みました!」とも。ちょっとうそつき。でも、売り切れる方が悪いんだし。

 その後は卒論計画書を出しに学校へ行き、彼女と昼飯。「ごんべえ」といううどんを頼むとご飯が、丼を頼むとうどんがついて来るボリューム満点の店。お陰で午後は眠かった。

 午後は高橋書店。感動した。

 なんと、説明会なのに交通費が一律千円も支給された。休憩時間にコーヒーが出た。本をプレゼントされた。社長自ら話をした上にその本の作者が講演した。

 ただ、その本が面接テクニック本。・・・微妙。この会社の面接はなんて答えりゃいいんだ。

 この講演した人、なかなかその筋では有名な人らしいが、どうも好きになれない。曰く「不況とはいっても就職がきついのは30,40台で大学生は雇用のミスマッチが殆ど。実際には93%は就職してる」だから、良い会社を見つけるのが大事だ、と言うのだが・・・
 
 それも一面の事実だが、一面でしかないだろう。フリーターになった人は失業者とはカウントされない。留年や留学もそうだし、何より本来高校生が就くような職の口を大学生が奪ってしまっているという事実を完全に無視している。数字にとらわれ過ぎではないか。
 その割には日本の未来に悲観的過ぎる人だった。

 彼の言う、就職できる人10か条、良い会社を見極める10か条を載せておくのでご照覧あれ。

 1、自分で獲物を取れる人
 2、積極的な人
 3、主体性のある人
 4、創造性のある人
 5、プラス思考の人
 6、武器となる特色がある人
 7、自己啓発しようとする人
 8、先見性のある人
 9、国際感覚のある人
 10、運の強い人

 1、社長の人物
 2、経営ビジョンが明確かどうか
 3、強い武器があるか
 4、売上が伸びてるか
 5、能力主義かどうか
 6、社内の整理整頓が出来ているか
 7、スペシャリストを育成しているか
 8、平均年齢が低いか
 9、活気があるか
 10、トイレがキレイか

 後者はまぁ良いとして、前者には不満がある。何より、どうしようもない事が多すぎる。誰だってそうなりたいに決まっているのに何を言ってるんだこの人は。運が強いと思い込むことは大事かも知れないが。
 能力主義についても非常に疑問がある。が、これはまた今度。

 別の時間に集英社を受けた高校の友達と夜飯を食べながら色々と話し合う。200円の牛丼に、「さくら水産」というやたら安いところで飲んだために両方あわせて1600円で済んだ。素晴らしい。マガジンハウスについてや、再販制度の今後など、色々と話したため紹介したいがこれもまた今度。ネタが無い時に。

 ・・・講談社は落ちていた。最後に凹んで一日が終わる。飲んだ後に凹むのはかなり痛い。

 
リクルートの筆記試験を受けてきた。のだが、適性検査というものに疑問がある。

 例えば、「周囲の意見を聞きながら慎重に物事を決める方である」と「自分の意見を貫徹する方である」という対があって、そのどちらが自分にとっては重要か、というような問題がよくあるのだが、これの主旨が良く分からない。
 私はどちらかというと後者の人間であるという自覚がある。だからこそ前者を大事にしたいと考えている。どうすれば良いと言うのだ。
 そもそも、どちらも重要なことであろうし、矛盾するような事柄でもない。結局あいまいな選択肢を選ぶ羽目になる。
 更に気に食わないのは同じ様な選択肢が幾度も出てくるという事だ。こちらの答えが首尾一貫しているかどうか確かめたいのであろうか。しかし、聞き方や順番、ニュアンスによって答えは変わってくるし、悩んだ挙句に答えたものは再度問われると違う答えも書きたくなる。

 何を見たいのであろうか。これこそ面接で問うべきではないのか。

 試験中そんな事ばかり頭を駆け巡っていたのでひょっとしたら落ちたかもしれない。

明日は集英社の1次面接、それに高橋書店の説明会。

 集英社の希望は学習漫画誌とSportiva誌。ところが困った事に実は両方ともまともに読んだ事はなかったりする。
 後者はちょうど金が不足気味のときに創刊されて、しかもまだESの結果がわからなかった為立ち読みで流しただけで済ませてたらあっという間に売り切れていたし、昔親しんだ学習漫画誌はなんと小学館のそれと勘違いしていたし。

 一応企画は両方とも用意しておいたからそれで押し通すしかないか。あまり台本を用意しておくのもかえってよくないだろうし。

 最近我が高校のとき以来の友人が第一志望のところで内定をもらって、喜ばしい事なんだと思いつつも焦り気味。他人と比較してもしょうがないんだ、と頭では分かっているんだが。。

 ES落ち;日経BP、世界文化社、ポプラ社、ぴあ、紀伊国屋
 筆記落ち;文芸春秋、エニックス
 1次面接(それに準ずる試験)落ち;小学館、ベネッセ、
 最終面接落ち;ぎょうせい、四谷学院

 で、今進行中なのが;講談社、集英社、新潮社、小学館プロダクション、リクルート、学研、ダイアモンド社、明治図書、旺文社、メディアワークス、SME、三笠書房、近ツリ、朝日サンツアーズ、マガジンハウス、偕成社、z会あたりか。で、他にまだ受けてすらないところがちらほら。

 戦績としてはどうなんだろうか。まだまだこれから、と言いたいところ。でも、意外や既に30社も受けているとは。こんなに暇なのに。やっぱり説明会をしないところが多いせいなのだろうか。

 それにしても集英社、朝早すぎ。今日12時に起きておいて明日7時に起きるって・・・ 確かネットでの予約制だったと思うんだが、良い時間が取れない。皆開始時間にパソコンにへばりついているのであろうか。

 ロッテは連勝。それもいつ以来かという打ちまくりっぷり。シコースキーも良かったし。彼は外国人とは思って欲しくない。まだ若いのだから後5,6
年は日本で出来る投手。そこいらの若手よりは活動年数が見込まれるのだから。

 明日は小野晋吾が帰ってくる。これで明日キッチリ抑えて勝てればだいぶ希望が持てるぞ。なんにせよ明日気分よく面接に臨めるというのは素晴らしいことだ。
 今日は感無量。初めてプレイしたRPGで何度も全滅しながらもリセットを繰り返してやっとボスを倒したかのような気分。

 そうです。初芝清が今季初ホームランを打ったのです。

 そうです。小林雅英が今季初登板初セーブをあげたのです。

 そうです。千葉ロッテマリーンズが今季初勝利をあげたのです。

 ーーーっ。

 それはそれとして・・・

 集英社の研究をしなければ。

 やっぱり基本的にはマンガと女性誌で食べてる会社。文庫も新書も影が薄いし魅力的な少数精鋭的ラインナップというわけではない。コバルト文庫が実は一番売れてるのかも。

 少年ジャンプ:一時期の繁栄はどこへやら、と思われがちだが意外にそろそろ復活するのではないだろうか。大学生になってくるとこれを下らない、と切って捨てる人も多いが元来が少年誌。ターゲットは小中学生だ。それがここ最近明確になってきている(それがよく分かるのが「こち亀」の変化)。変に手を広げるよりはよほどいい。後2,3年もすれば読者層に合わせたちょっと大人向けのヒット作も出るであろう。今はつぼみの時期だ。ただ、もう一本「ヒカルの碁」並のヒット作が欲しい所。

 プレイボーイ:なんだかエロ本のようだが実は結構面白い。堅めの記事も、スポーツ記事も。砕けた文章ではあるがポイントはしっかり抑えてあるし、江夏豊やダウンタウンの松本など、執筆者も豪華。「Sabra」あたりよりは明らかに質が高い。が、これ、なぜかコンビニだとエロ本のコーナーに置かれてる。いや、置きたくなる気持ちも分かるんだが。もうちょっとなんとかならないだろうか。せめて電車の中で読めるくらいになれば・・・

 SPORTIVA:そんなプレイボーイのスポーツ版別冊が月刊になって登場。創刊号は通常の1,5倍ということで力が入っていた。さすがにまだ何ともいえないがサッカーから卓球まで取り扱ったり、日米全球団をひとくくりにしてみたりと懐に広さを感じる。やはり、サッカーと野球の共存共栄の企画が読みたい。


 すばる:小説の方は知っていたがこれは今日はじめて知った。あからさまに売れてなさそう。小説メインにするのか総合誌にしたいのかが全く分からない。

 小説すばる:こちらはまだなんとか。本宮ひろ志が対談していたり、色々工夫が見られる。北方水滸伝はここで連載されてたのか。

 JUMP j BOOKS:昔、「ジハード」と言う小説が好きで読んでいた。漫画少年を活字にも親しませよう、という企画なのであろう。実際漫画家が書いた挿絵が非常に豊富。アイディアは良かったのだが最近は単なるジャンプ漫画のノベライズの場と化している。古典的名作の復刻や、同社のスーパーファンタジー文庫とのミックスなど、もうちょっと発展性があっても良かったのではないだろうか。

 集英社文庫:この会社はきっと文庫には力を入れる気がないのであろう。少なくとも自分としては佐藤賢一の本以外に魅力を感じるタイトルはない。本屋でも、大きくて出版社別に分けているような書店でないと見つけるのも困難。いっそやめたっていいと思うんだが。

 集英社新書:これまた地味だが、イメージは現代的でモダンなものがある。装丁もそんな感じだし、題材も現代的な切り口の物が多い。例えば、自爆テロでイスラムについての本を出そうと思ったら歴史的背景ではなくどんな生活をしているか、を選ぶような。つまり、歴史専攻には縁が薄いんだな。

 学習漫画シリーズ:やりたいのはこれ。小学生の時にクラスにあって読み耽ったせいか、今でもこのマンガの絵で歴史上の人物がイメージされる事がある。ここから歴史に入る人も多いのではないだろうか。それでもしっかりした作りになっていてマンガだからと言って舐めているようなところもない。もう終わっているのであろうが個人的には「スポーツの歴史」や「差別の歴史」など、新たな切り口で再生させたく思う。

 ノンノ:すごく縁がない。人生に置いてこれのお世話になった事がない。小学館でも聞かれて思ったのだが、もしここに配属されても頑張ります、と言うしかない気がする。こんな自分でも。

傑物。

2002年4月13日
 彼女と飲んで終わり、そんな一日。それもこれも、ロッテがまた負けるからいけないのである。ただ、今日は試合自体は見てないのだが。(いつもはスカパーで見れる)しかも連れ合いが酒に極端に弱いため、送ってから帰る。電車で座れたのは助かる。

 我が友人Sが、なかなか面白い話を提供してくれたので披露したい。

 <・・・の説明会は前半は、至上稀に見るつまらないもの。
開口一番ストップウォッチを出され「15秒で皆さん自己PRしてください」と言われた時点でぶちきれていたので・・・
 質疑応答の時間に
「御社の自己PRを私たちと同じように15秒でしてください」
と言ってかえってくる。ボード持ってる女性社員に
も悔しかったからやらせた。
だからすっきりした。>

 まさに傑物である。最高の賛辞を持って褒め称えたい。

 そもそも、企業という組織は何故に学生には個性を求めてくるのに自らは個性のない質問ばかりをしてくるのであろう。個性のある質問をしてくる一部会社が人気あるのも当然と言えよう。

 さて、次は集英社の研究をしなければならないわけだが・・・この会社は「ジャンプ」におんぶにだっこの会社であるから研究のしがいがあるのであろうか。今思いつくのは「ジャンプ」シリーズに「プレイボーイ」、少女漫画類、それと集英社文庫といったところか。「小説すばる」もそうであったかもしれない。

 しかし、もうちょっと人材を大事にした方が良いような気がする。井上雄彦なんか漫画界の至宝だと思うんだが。バンチに行った連中もそれぞれかなりの力量の持ち主だろうに。

 明日こそ、我が手に勝利を!!!!!そして勝利の美酒を!!!!!!!!

ヒゲと私。

2002年4月12日
 講談社の面接。12時40分集合で15分に着いたのに面接自体が始まったのは2時半だった。

 それでも会社自体は雰囲気のいい会社で、学生の緊張をほぐすのに慣れている、といった感じ。
ただ、

 「筆記試験と書類で通ってきたのですからあなた方がある程度以上優秀なのはわかっています。」

 だって。そんなヨイショをせんでも。それとも自社の問題の質に相当自信があるんだろうか。運試しのクイズだと思うんだが。んで、

「今日はあなた方を優秀かどうか判断するのではなく後輩として上手くやっていけるかを見ます」

 との事。少し納得。が、それこそ相性だろうと思わざるを得ない。

 テンションを上げるために盛んに隣の人に話し掛け、更に「この会社に行きたいんだ行きたいんだ・・・」と自己催眠をかける。そして面接本番。

 書類の「捨てたいもの」のという欄に「つるつるの顎」と書いたのだが

「ははははは、ヒゲ欲しいんだ?」
「いやー欲しいですねぇ。」
「でも、無い方が良いよぉ」
(ヒゲをはやした面接官を指して)「でも、ああいうのやってみたいんですよ。ある分には剃れるじゃないですか」
「はは、でも無い方が良いって」

・・・これで落ちたらただのバカだろ。

 形式は試験官3対受験者1。控え室の人に「真ん中がボスだ」と言われたが真ん中は若い女性。どう見ても隣の中年紳士とヒゲの30代のが格上。流れとしては最初に自己PRと志望動機を言い、その後思い思いに質問が飛ぶ形。いろいろなサイトで面接形式が流れてはいるが、基本的にその場次第と思われる。

 自己PRについての突っ込みとヒゲの話、野球(ロッテ)の話とサッカーとの比較、スポーツフライデーの話、お気に入りの場所だといった本屋での話からゲームの話。といった感じで進行。短いながらに久々に濃密な面接だった。笑いも取れたし、感触は悪くない。しかし、倍率から言ってきついのかも。ヒゲは仕事とは何の関係もないし。心残りは好きな事、で旅行の話をし忘れたこと。

 「再現日本史」がやりたいです、と言ったら「君が入る頃には終わってるよ」という返事が返ってきたのはどうなのであろうか。

 帰ると世界文化社と小学館プロダクションの結果が届く。前者はES落ちで、後者が1次面接通過。小プロは3月20日過ぎに受けたというのに遅すぎ。しかも筆記が5月の19日。1次面接から2ヶ月も離れてるとは学生を何だと思っているのだろうか。

 しかし小プロ、1次面接に面白い人がいた。
 「私はベネッセを第一志望にしていたのですが落ちてしまい、御社が第一志望にナッテシマイマシタ!」
 「(危うく失笑をこらえる)」

 うーーん、悪いけど面白かったですな。もしこれを見てたらごめんなさい。彼は受かったのだろうか。

 ロッテは遂に遂に二桁連敗。今日のボーリックは5打席全て得点圏で回ってきて全て凡退。好きな選手だけど、そろそろファームかな・・・ メイは少しマシになってきたけど。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 っと。思いついたので書いておこう。

 野球とサッカーは疎みあうのではなく共存しなければならない、スポーツフライデーをそんな雑誌にしたい、と熱弁を振るってきたわけだが日ハム移転でプッシュしたい提案が一つ。

 チーム名の変更を検討しているようだが、いっそのこと「コンサドーレ札幌」にしてしまってはどうであろうか。ユニフォームも合わせる。熱狂的なファンからはどちらからも非難がきそうだが、その内絶対一体感が出てきてサッカーファンでも野球の結果が気になるようになると思う。これこそ「おらがまちのチーム」、真の地域密着ではなかろうか。ヴェルディもジャイアンツにすれば興味を持つ人は激増すると思う。全部が全部、というのは難しいが、やる価値はあると思うのだが如何なものか。

会社の研究

2002年4月11日
 明日は講談社の面接。そこで少し研究を

 週刊現代:数ある「週刊誌」の中の一つだ、と思うくらい。確かに人間とは軟派な部分と硬派な部分が共存しているものだし、軟派な部分で商業的利益と社会的影響力を保ちつつ大新聞が決して書かないネタを書く、というのは必要な事だと思うが・・・(←面接で突っ込まれたらこれを使うしかないな)軟派な部分があんまりにも軟派過ぎやしないだろうか。アサヒ芸能や週刊大衆なんかよりはそりゃマシではあるけど。正直、ポストと区別がつかない。

 TOKYO一週間:この分野はこれから厳しいだろうと予想される。はっきり言って必要なし。どこか行くならWEBで調べるから買う意味が乏しい。自分が買うとしたらラーメン特集の時くらいだろう。それでも独自性を打ち出さないと厳しい。個人的にはラーメンランキングなんて作って欲しいが。WEBの有料コンテンツに形を変えた方が良いのではなかろうか。

 FRIDAY:写真週刊誌。これも厳しい。情報の速報性はやはりネットに劣る。「〇〇離婚へ!!!」などと見出しをつけても、題名見てYAHOO!のトピで文章読めば大体満足してしまうし。FOCUSですら廃刊したし、SPA!の方面へともうちょっと方向転換した方が良い。特ダネ写真についておすぎに語らせるとか。
 仕事としては最悪かも。
 最近、スポーツ版も出したようだが、値段の割にはまぁまぁ。清原ネタに頼るしかないのは辛いところだが、こういう切り口のスポーツ雑誌は無いわけだから、写真よりもインタビュー中心でいった方が面白いと思う。「HEY!HEY!HEY!」スポーツ版雑誌みたいな。

 HOTODOG:うーん、中途半端。中高生向けの雑誌なんだろうけど水着水着のオンパレード。これなら素直にエロ本買った方がお得なような・・・申し訳程度にあるその他の特集もあんまり興味をそそられないし。いっそのこと、「出会い系雑誌」にしてしまってはどうだろ。男からだけでなく女の子からのアプローチがあれば読んでみたいかもしれない。

 obra:大人の雑誌。それも金持ち向け。たけしに茶道を語らせるってのはうまい。千利休のコスプレしてるたけしの表紙だけでちょっと興味が湧く。たけしってのはある種「切り札」だから、どんな地味な素材でも彼が出てるだけで面白そうになる。それだけにあんまり軽軽しく使わない方が良いと思うのだが、これは成功。(たけしと小関順二でパリーグ対談なんか会ったら絶対買うんだが。)
 この手の雑誌のキーワードは「美味しい食」「センスのあるファッション」「くつろげる旅館」であろうか。あんまり守備範囲を広げない方が良いように思うから、女子アナの行く高級店、みたいな企画はどうだろ。野球好きとしては「バックネット裏から見るプロ野球」とか将来欲しくなりそう。

 月刊現代:熟読はしない方なんだが、意外に「分かりやすさ」をイメージしている印象。今月号のキーワードを30並べた企画もそうなんだが、その手の分かりやすさなら断然新潮45の方が面白い気がする。何か色が欲しい。自分が色に気がついてないだけかもしれないが。でも、これを買うならば文芸春秋を買う。普通は。

 ブルーバックスシリーズ:完全に理系向けの本で、文系人間にはあまり手が出ない。それでも、歴史が長いわりに分かりやすくしようと一番革新の心意気に燃えている気がして好感が持てる。CD-ROM付きあり、横書き文章あり、マンガあり(単に挿絵が多いだけなのだが)。「植物は何故5000年も生きるのか」なんて興味を引かれる題材が多い。

 講談社現代新書:実は結構ファンだったりする。表紙にビジュアルが押し出されている新書は、下手をすれば下品に成りかねないのに購買意欲をそそる仕上がりになっている。題材の切り口も新鮮なものが多い。「動物裁判」「海の世界史」「新書アフリカ史」面白そうに思えないだろうか。巻末にその本の分野に近い本がいくつか紹介されているのも心憎い。これで買ってしまった本もある。なぜか文章も読みやすい。1ページ16行なのだが、関係あるのだろうか(ちなみに文春は17行)。
 岩波新書で直木賞作家の佐藤賢一が本を出したが、そういう物語作家に書かせても面白いのかもしれない。実は版型にこだわる田中芳樹だったら意外と面白く仕上がるかも。

 講談社選書メチエ:選書はあまり比較のしようが無い。題材として歴史を好む傾向にあるようだから、興味を引かれる題材は多い。必然的に他の選書に比べてお世話になる回数も多い。が、切り口が妙に素直でオーソドックスなものが多い気がする。

 講談社学術文庫:コメントのしようが無い。高くて良質なものを。悪いが一冊の文庫に千ウン百円もかけられないな、という気分。

 再現日本史:CGなど最新技術を駆使してなるべく身近に感じられるよう苦心の様子が見られるところはかなりポイントが高い。内容も、歴史をなぞっただけではなく最新の研究成果を駆使しているなど、深みがある。楽市楽座の真の姿など、面白い。ネックは「お得度」に乏しい事。なんとかして安くならないだろうか。それとも、学校と提携して資料や各クラスに置いてもらうとか。プレゼントなどを充実させるのも手かもしれない。CGポスターや、ポストカード、壁紙入りCD−ROMなんかも面白いかも。

週刊ユネスコ世界遺産:これも問題点は一緒。「お得度がかなり低い気がする。美麗な写真は必要だし、出費がかさむのは分かるがあの薄さでこの値段は非情。世界遺産の写真だけにとどまらずその歴史的背景や図解、断面図なども分かりやすいのは〇。

 こうしてみるとかなり大量に出している事が分かる。まだ語学系の文庫とか、当然単行本もあるわけだ。さすが業界最大手。

危うく完全試合

2002年4月10日
 暇と言えば暇な一日。偕成社と朝日サンツアーズのESを送ってジーパンを買いに行く。

 ジーパンは昨今ジーンズと呼ばれていると言うのは本当なのだろうか。ジージャンと区別がつかないではないか。

 などと思いつつふらっと古本屋に立ち寄ると、なんと

 ニンテンドー64が  セガサターンが
 4000円で       2000円で

      売っていた。

      ショック。

 噂には聞いていたがまさに捨て値。かなり欲しかったが断念。就職活動中だからという殊勝な理由だからではなく、予算的な問題。でも、オウガバトル64がやりたいぃ。

 今日は友人に三国志8を借りてしまったので緊張感が薄くなりつつある事がわかるが。

 緊張感と言えば我がロッテ。もうどん底。ミラバルごときに9回までの準完全試合とは何事だ。こんなに負けられるものなのか。サッカーより点が入らないんでは。まぁここまできたら見届けるのみでしょう。強いから好きになったわけでもなし。

 明日も特に予定はなく、明後日講談社の面接。
 とりあえずマガジンがつまらない。少年もヤングも。よくもまぁこんなにつまらなくなったもんだ。そしてよくこのつまらなさであれだけ売れるもんだ。基本的にここの漫画は主人公が努力しない。なのに強い。かといって世間とのズレに悩むわけでもない。サンデーは悩む天才、ジャンプは努力する凡人っていう風土があるんだが。なんと言うか、ご都合主義のオンパレード。無論、傾向に過ぎないのだが、金田一系やGTO,コータローなんかを見るとよく分かる。
 逆にモーニングは素晴らしい。これだけ優秀な「作品」をよくも集めたものだ。そして何故売れない。理解に苦しむ。自分が世間とずれているのか世間に見る目が無いのかはたまた売り方が悪いのか。
 この「売り方」を面接ではプッシュしてみようか。

 
 [
再現日本史」これがやりたい。出来れば「再現世界史」を創りたい。明確な志望動機を考えないと。

 しかし、この「再現日本史」、値段が高すぎる。どうにかできないものか。週に600円近くもあの薄さには支払えん。このデフレの世の中で、「お得度」が無いのは痛い気がする。広告募って何とか安くならんものだろうか。

 STAR RIDERさん、リンクありがとうございます。こちらからも貼っておきました。

 それにしてもこのアクセスカウンターはどうにかならんものか。寒すぎる。
 今日は文芸春秋の筆記試験。噂の50人寸評のあれ。

 久々に朝の常磐線に乗る。通勤ラッシュが相変わらずひどい。大手町から永田町に乗り換えたんだが、何故永田町は地下なのに携帯が通じるんだろうか。そういや飯田橋も通じてた。

 赤坂プリンスホテル五色の間。何故こんな大仰なところでやるのか疑問。儲かっているか見栄を張りたいかのどちらかであろう。なんとなく後者のような気がする。

 で、肝心の問題。SPIは正直簡単、拍子抜け。「問題数は多めに設定してありますから解けないでも先へ進んでください」なんて脅かすから覚悟をしていたんだが。

 時計が無かったんで(これだけ大仰なところを貸しきるんだから全体用の時計を設置してもいい気がするが)隣の女の子に見せてもらう。
 その人と休み時間に話をしたが、お互いにちと絶望的な気分。1000人以上の中から5人やそこらでは。分かってはいたがその数を目の当たりにして唸ってしまう。

 で、寸評。角野直子やら唯川恵、塩川正十郎なんかが出て来たが、その中に我がマリーンズの福浦和也の名前が!!
 きっとマニアックだから分かるまいと思って出したんだろう、とちと微妙な気分。

 でもまぁ、これが書けただけである意味満足ではある。他はきつかった。半分も分からなかったからかなり厳しいだろう。

 一つ疑問なのは、文芸春秋はこんな暗記人間が欲しいのか、という事。確かに幅広い興味を持った人間を選ぶという事なんだろうが、反面文化的業績のある人など直前になって覚えた人が多そうだ。

 結局1時間の制限時間の中、30分で退出。知らないものは粘っても知らない。

 そう言えば27日に受けた小プロの結果はまだだろうか。合否に関わらず来る筈なんだが。


 我がマリーンズの試合は今日は雨天中止。そこまで天気が悪いようには見えないから多分球場の計らいだろう。

スタート

2002年4月8日
 出版は大変ですな。最近ひしひしとその辛さが身にしみる毎日です。

 主なエントリー先と結果は
小学館 1次面接落ち、
小プロ 一次面接結果待ち、
講談社 筆記通過、
集英社 ES通過、
日経BP ES落ち、
ベネッセ GD落ち、
エニックス 作文落ち、
学研 ES結果待ち、
文春 ES通過、
新潮 ES通過、
世界文化社 ES結果待ち、

 と、いった所でしょうか。もちろん他にもうけてますけど。

 やっぱり出版は小さいところは採用すらしてないというのが痛いですな。新人物往来社、行きたかったんですけど。歴史好きなんですよね〜

 本当は書店も志望していたんですけど、丸善の説明会があまりにもつまらなくて断念。書店って結局営業しかないんですよね。分かってはいたんですけど値段の決まってるものを売る事がつまらない事の様に思えてならなくなってしまった次第。

 旅行も希望しているんですけど(←旅行好き)、どうなんでしょ。自分の希望しているところ皆先細り。
 それに、旅行をするのは好きだけどそのためのサービスが仕事として良いか?と問われるとこれまた疑問。少なくとも、この花形業界を目指す人々の熱気に打ち勝てるのだろうか・・・

 そんなわけで持ち駒がかなり減りつつある今日この頃。4月の日程も結構暇だらけ。やばい!?と感じつつも、

 留年もありか、なんて思い始めてます。

 なんて言ったら友達に怒られたんですけど、3ヶ月で30年が決まりかねないわけだから、あまり妥協に生きるのもどうかと思い出してます。今年は出版一本にして、来年は裾野を広げてみるってのもありかな、と。

そして我が千葉ロッテマリーンズ。

 弱すぎて話しになりません。黒木がいないとこんなに違うもんですかねぇ。更にもともとの貧打がボーリック、メイ両主砲の極端な不振で極貧打に様変わり。小坂は骨折するわ小野も戻って来れないわではお話にならんです。

 てなわけでこの話はまた今度。

 実は明日は文春の筆記試験。しかも朝9時45分というひどく早い集合時間。勉強してはよ寝た方が良いかな・・・

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