何が嬉しい

2003年12月27日
 手書きで年賀状を書かないで済むことほど嬉しい事は無い。
 
 知っている人は知っているが、自分ほど字が汚い人もなかなか見た事がない。真っ当な同年代では未だ見た事がない。自慢になろう筈もなく。

 自分で字を書くのが本当に嫌で、年賀状なんてもってのほかだったのだ。が、ここ2年。文明の利器は人が手を使わずに字を書くことまでも可能にしたのかと感涙。

 が、問題なのは宛名書きではなく、文面。これをどうするか。まさか、「あけましておめでとうございます」と印刷して終わりというわけにも行くまい。それではDMと同じだ。
 お歳暮にせよ年賀状にせよ、人が人に物を与えるという行為には、その人のために時間を作るという意味を持つ。言うならば、そのモノとはその人の一部から成り立っている訳であり、年賀状にも自らの一部分を託しているというのが持論だ。
 持論だというか、大学の授業を通してそうではないかと自ら解釈した事だが。

 だから、自分が考えていない「明けましておめでとうございます」というフレーズを使うならば、手書きで無ければならない。筈。
 どうすればいいか。自縄自縛である。

 そこで、「明けましておめでとうございます」というフレーズを使わないことに代わりに、一人一人にネタっぽい一言を筆ペンの印刷で添える事に。
 色々悩むのだが、これはこれで楽しい。というか、そこまでしてでも手書きは嫌だという事だが。

 そろそろ書きあがる。

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