クレジット

2003年10月13日
 教師モノのドラマがいくつか始まったようで。しかも、リアル金八路線というか、実話を元にしたものもあるという事。
 予告の場面を見てなんだかなと思った箇所が。

 人を信用する、信じるという事は、そんな簡単に出来る事なのだろうか。

 教師がどういう仕事なのかはわからないが、生徒経験者としては、生徒一人一人が教師に信じてもらえるような事をしていたかというと疑問。しかし、ドラマなどでは簡単に教師が生徒を「信じて」しまう。これは金八というか、ドラマや物語の世界の話なのだろうと思うのだが、一応現実を下敷きにしているはずのドラマでもそういうセリフが出るのか、と予告を見て少しのけぞった。
 結局ただのドラマといえばそうなのかもしれないが。
 それとも、教師はそうも簡単に生徒を信じてしまうのだろうか。

 親子や恋人同士が「信じていたのに・・・」というならばまだ話はわかる。信じるだけの何かがそこにはあったのだろう。
 しかし、それほどの長い時間を共有したわけでもない者が「立場」を与えられただけで、信じてしまうというのは。

 信用とは、得難いがために有り難いものではないのか。

 そう言った裏づけが無く使われる「信じている」は、相手に対するただのプレッシャーのように思える。しかもそれは、自分の思うとおりに動いてくれよ、というただのエゴが絡んだ圧力、立場に拠って行使される影響力ではなかろうか。

 信用は、得るのが難しく失うのは簡単なもの。本当に。もっと大事にこの言葉を使って欲しいと思う。

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