バンコク

2003年9月8日
 よく寝たせいか、下痢もだいぶ良くなった。

 翌日の帰国に備えて、交通の便が悪い現在の宿から、中心部にあり、前にも使った「ホワイトロッジ」へと大移動。10時ごろに着く。部屋はあるのだが、まだチェックインは出来ないという事で、荷物を預かってもらっておいて、目の前にある大衆的ショッピングモール、マーブクローンセンターへ行ってみる。ゲーセンがなかなかに面白い。
 
 宿に戻ってみると、あてがわれたのは道沿いの、離れのようなところ。とくに不満は無いが、物置のようではあった。

 昼食は、近くの屋台で食べたのだが、ここのブタモツの煮込みは絶品だった。徹底的に煮込んであって臭みが全くない。ここのところ、安くて美味い店によくめぐり合えていて幸せ。

 ここでKとは別れて、BTSでスアン・パッカード宮殿へと行ってみる事に。
 100バーツのところを、ここでもまた学生証がないのにも関わらず学生だと言い張って、頼み込んで、「別のところでは良かったぞ」と突っ張り、森本レオ似の優しそうなおじさんを困らせた挙句に何とか半額にしてもらう事に成功。
 中は、都会の真ん中にあるきれいな館、といった趣で落ち着く、なかなか良い場所。一人一人にガイドさんがつくのだが、暇そうだった為、色々と話し相手になってくれた。どうやら、公務員などではなく、民間に勤めているらしいのだが、ここのガイドだけが仕事らしい。毎日暇そうにしているという事だが、よく喋る女性だったので、楽しそうではある。

 この後、チットロムへと向かったのだが、歩いていると、妙な母娘に声をかけられる。終いには付いて来る。話を聞いてみると、娘の方は以前に日本で仕事、どうやら水商売をしていたベトナム人だとか。こちらを気に入っているのか、どういうわけか、ニコニコニコニコ、ついてきて、話し掛けてくる。どころか、アイスを奢ってくれようとしたり、電話番号まで聞こうとするのだ。さすがに不審すぎるので、振り切って逃げ帰った。
 ただ、日本では月給6万とかそこらで働き(確か名古屋か)、母に旅行代をプレゼントして一緒にタイに来て、とかいう話を聞いたりすると、心が痛まないでもない。そんな自分は甘いのか。

 エラワン・プームで踊りを見てからマーブクローンセンターへと戻る。お土産をゆっくり選ぶつもりだったのだが、ゲームコーナーに行ったところ、GBAのドラクエキャラバンハートが、360バーツで売られているのを発見。思わず足が止まる。なんてったって、ほぼ千円。日本では3980円の代物。しかも、欲しかったタイトル。
 ただ、怪しい。箱の裏には、何故か「セガラリーの・・・」との売り文句が書いてあり、パッケージも、あからさまにカラーコピーで、ぼやけていた。しかし、店のオヤジと話してみて、実際にソフトを動かしてみるとこれが動く。この旅最大の葛藤の末、この旅最大級の買物をしてしまう。結果として動いたので良かったのだが。

 夕飯はこのマーブクローンセンターで食べたのだが、これがひどくマズイ。高いうえに、マズイ。これまで順調だっただけに滅入る。しかも、Kがここにきてひどい下痢らしい。やれやれ。

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