チェンマイ
2003年8月29日 朝、いかにもな老婦人といった風貌の乗務員に叩き起こされる。上品そうなのだが、ガミガミうるさい婆さんといったところか。こんな風に起こされるなら朝食を頼まなければよかった。
なんとも驚くべき事に、時間ほぼぴったり、9時にチェンマイ駅へ到着。乗合タクシーを使って、目的の宿へと向かう。
「プラザ・イン」という宿なのだが、ここはトレッキングも受け付けている。というか、チェンマイはトレッキングがメインの観光都市なため、ほぼどんな宿でもトレッキングを取り扱っているらしい。そのため、宿としての利益は二の次で、トレッキングで利益を出しているそうな。
なるほど、この宿はかなり設備が良い。手ごろな値段にもかかわらず、衛星放送のNHKを視聴可能。部屋の内装も、普通のホテルに近く、贅沢な気分。どういう訳か、宿のロゴが入ったTシャツをプレゼントされるサービスっぷり。特に問題もないようなので、トレッキングもここに決定。後で受付近くの談話室のようなところを覗いてみると、大量の日本語本、何故か特に美味しんぼがあったのが不思議。
外もきれいに晴れていたので一旦部屋で徹底的に洗濯をして、その後は昼食へ出かける。ここには「宇宙堂」という美味しくて安い日本食のレストランがあるという事で行ってみたが、この店。美味いのなんの。日本で食べるのと遜色ないくらい、いや、下手するとそれよりも美味しいかもしれない。なんでも日本人がオーナーだそうだが、大量の文庫本に、新聞まであるとは。
洗濯物を取り込みに帰った後、ワット・チェディルアン、そしてワット・プラ・シンへ。後者ではギンという日本語を勉強している青年に声をかけられる。大抵こういうことを言ってくる奴は怪しいのだが、どうやら彼は本気らしい。日本語の勉強の後があるノートに、辞書。難しい漢字に読み仮名をつけてくれとの事で、こころよく引き受ける。高卒で、日本料理店で働いているという事だが、日本の漫画が好きだとか。それにしても、個人的に勉強しているのはやはり偉い。ただ、「ナンパ」とか微妙な言葉ばかり覚えているのはどんなものか。面白いのだが。
ワット・チェンマンという寺では、庭でサッカーをしていた子供たちに入れてもらって一緒に遊ぶ。子供が元気すぎるのと、この国の、特にこの地域は暑いのとでバテバテ。しかし、実に楽しかった。
のだが、最後にちょっとお金を要求されてブルー。ただ、この子達はどうやら孤児であり、要求してきたのだがちょっと年上の子、それも控えめに言ってきたのがいたたまれない。
やはりあげられない。
道にかなり迷いながら、マイナーな寺であるワット・ターケオを目指す。ダンゴ型の、面白い寺なのだが地元の人が普通に利用していて観光客もいない。住宅地の真ん中にある静かな寺だった。
しかしだ、いかに庶民的だからといって、工事中の2階から鉄板が落ちてくるというのはどうか。しかも、僅か5センチ横をかすめて。本当に危なかった。笑えるけど笑えない。急に横に壁が現れたかと思った。
日も暮れたので、ナイトバザールへ行ってみる。あまり欲しいものも無かったが、麻のシャツが妙に欲しくなってしまったので、何とか値切って購入。きっと高いのだろうなとは思うが・・・欲しいものを欲しい所で買う。これ、旅行の鉄則。次にめぐり合えるとは限らない。
夕食はバザールのすぐ近くの、客がたくさん入っていて人気があるレストランへと入ってみるが、その値段に驚愕。いや、日本で考えれば決して高くは無いのだが、こちらの感覚ではかなり高い。恐れをなして、あまり頼めず終いであった。そんな店に、かなり客が入っているというのは、こっちの人はそう貧しくは無いという事だろう。あまりケチりすぎるのは、かえって面白くないのかもしれない。
しかし、屋台に慣れた身にはちと高過ぎた。
なんとも驚くべき事に、時間ほぼぴったり、9時にチェンマイ駅へ到着。乗合タクシーを使って、目的の宿へと向かう。
「プラザ・イン」という宿なのだが、ここはトレッキングも受け付けている。というか、チェンマイはトレッキングがメインの観光都市なため、ほぼどんな宿でもトレッキングを取り扱っているらしい。そのため、宿としての利益は二の次で、トレッキングで利益を出しているそうな。
なるほど、この宿はかなり設備が良い。手ごろな値段にもかかわらず、衛星放送のNHKを視聴可能。部屋の内装も、普通のホテルに近く、贅沢な気分。どういう訳か、宿のロゴが入ったTシャツをプレゼントされるサービスっぷり。特に問題もないようなので、トレッキングもここに決定。後で受付近くの談話室のようなところを覗いてみると、大量の日本語本、何故か特に美味しんぼがあったのが不思議。
外もきれいに晴れていたので一旦部屋で徹底的に洗濯をして、その後は昼食へ出かける。ここには「宇宙堂」という美味しくて安い日本食のレストランがあるという事で行ってみたが、この店。美味いのなんの。日本で食べるのと遜色ないくらい、いや、下手するとそれよりも美味しいかもしれない。なんでも日本人がオーナーだそうだが、大量の文庫本に、新聞まであるとは。
洗濯物を取り込みに帰った後、ワット・チェディルアン、そしてワット・プラ・シンへ。後者ではギンという日本語を勉強している青年に声をかけられる。大抵こういうことを言ってくる奴は怪しいのだが、どうやら彼は本気らしい。日本語の勉強の後があるノートに、辞書。難しい漢字に読み仮名をつけてくれとの事で、こころよく引き受ける。高卒で、日本料理店で働いているという事だが、日本の漫画が好きだとか。それにしても、個人的に勉強しているのはやはり偉い。ただ、「ナンパ」とか微妙な言葉ばかり覚えているのはどんなものか。面白いのだが。
ワット・チェンマンという寺では、庭でサッカーをしていた子供たちに入れてもらって一緒に遊ぶ。子供が元気すぎるのと、この国の、特にこの地域は暑いのとでバテバテ。しかし、実に楽しかった。
のだが、最後にちょっとお金を要求されてブルー。ただ、この子達はどうやら孤児であり、要求してきたのだがちょっと年上の子、それも控えめに言ってきたのがいたたまれない。
やはりあげられない。
道にかなり迷いながら、マイナーな寺であるワット・ターケオを目指す。ダンゴ型の、面白い寺なのだが地元の人が普通に利用していて観光客もいない。住宅地の真ん中にある静かな寺だった。
しかしだ、いかに庶民的だからといって、工事中の2階から鉄板が落ちてくるというのはどうか。しかも、僅か5センチ横をかすめて。本当に危なかった。笑えるけど笑えない。急に横に壁が現れたかと思った。
日も暮れたので、ナイトバザールへ行ってみる。あまり欲しいものも無かったが、麻のシャツが妙に欲しくなってしまったので、何とか値切って購入。きっと高いのだろうなとは思うが・・・欲しいものを欲しい所で買う。これ、旅行の鉄則。次にめぐり合えるとは限らない。
夕食はバザールのすぐ近くの、客がたくさん入っていて人気があるレストランへと入ってみるが、その値段に驚愕。いや、日本で考えれば決して高くは無いのだが、こちらの感覚ではかなり高い。恐れをなして、あまり頼めず終いであった。そんな店に、かなり客が入っているというのは、こっちの人はそう貧しくは無いという事だろう。あまりケチりすぎるのは、かえって面白くないのかもしれない。
しかし、屋台に慣れた身にはちと高過ぎた。
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