バンコク
2003年8月19日 朝食代わりに屋台で買ったメロンをほお張りながら、この日はまず北のデュシット地区へ向かう。こちらの果物は安いのだが、どうも日本のものに比べて少し甘味が足りない。
それはそれとして、目的の王宮近辺に向かう途中にあるワット・インドラ・ヴィハーンという寺に立ち寄ってみる。ここの仏像は、間抜けなほどでかい。なんだか笑ってしまうような。こんな事言うと怒られてしまうだろうが。ビルのようだ。
次にワット・ベンチャマボピットへ。大理石で出来ているのか、きれいな寺である。世界各地の仏像が集められているらしいが、なるほど、面白い。ギリシャの影響を受けたそれは、骨が浮き上がってミイラのようであるし、日本の仏像だけが、「仏頂面」というように笑っていない。他の国は皆穏やかな笑みを浮かべているというのに。
この寺の中には例によって学校などもあるため、屋台もある。そこで昼食。始めのうちは、生水から作ったのではないかと氷を気にしていたのだが、この頃になると早くも無頓着。
昼食のあと、15分程度歩いてウィマンメーク宮殿へ。
ここは、かなり広く見所が点在している上に、どういう訳かこの日はきれいに晴れたため、大変に疲れた。宮殿自体はトルコのドルマバフチェ宮殿のよう。どういう事かといえば、鹿鳴館のように、西洋の19世紀の香りがするという事。膝下のハーフパンツで行ったら、それでもダメだ、不謹慎だと言う事でスカートを上から履く事に。
ここで古典舞踊を見た後、なんだかよく分からない自体に。修学旅行らしい女子中学生に取り囲まれて、一緒に写真を撮ってくれとせがまれる。別に日本人が珍しいわけではなさそうなのだが。嬉しいが、精神的に疲れる。愛想笑いし過ぎ。
なんか、モテる顔らしい。Kは不機嫌。
ここは、メインの宮殿自体よりも、宝物庫のようなところが良かった。きれいな銀器などが飾られており、しかも、銀で色々な虫をかたどった置物がおいてあったりと、不思議な面白さ。あまり人はいなかったが、それもゆっくり見れて良し。
この後、また歩きに歩いてワット・サケットへ。そうすると、「ここはもうお終いだから行かない方がいい」と胡散臭いオヤジに付きまとわれてちと不愉快な気分。実際、寺には入れた。展望台のようなこの寺の上からパノラマを楽しんだ後、ワット・サケットという寺もついでに見てから宿の近くへ。トンブリ―地区の屋台で夕飯を食べようとするが、どうにもチャオプラヤ・エクスプレスという水上バスの乗り継ぎがうまく行かず四苦八苦。何とか辿り着き、お好み焼きのようなタイ料理とバーミーナームを食べて宿へ帰る。
ここまでで、タイの物価も大体把握したのだが、それをふまえてこの日の夜、「隣国カンボジアへまで行くバスが、70バーツというのはあまりに安すぎないか?」という話に。70バーツと言えば、場末のレストランでもおかずを二品頼んだら大体そのくらいか、という額である。手配したおっちゃんの印象の悪さも手伝って、これを放棄する事に。翌日も、バンコク滞在が決定。
それはそれとして、目的の王宮近辺に向かう途中にあるワット・インドラ・ヴィハーンという寺に立ち寄ってみる。ここの仏像は、間抜けなほどでかい。なんだか笑ってしまうような。こんな事言うと怒られてしまうだろうが。ビルのようだ。
次にワット・ベンチャマボピットへ。大理石で出来ているのか、きれいな寺である。世界各地の仏像が集められているらしいが、なるほど、面白い。ギリシャの影響を受けたそれは、骨が浮き上がってミイラのようであるし、日本の仏像だけが、「仏頂面」というように笑っていない。他の国は皆穏やかな笑みを浮かべているというのに。
この寺の中には例によって学校などもあるため、屋台もある。そこで昼食。始めのうちは、生水から作ったのではないかと氷を気にしていたのだが、この頃になると早くも無頓着。
昼食のあと、15分程度歩いてウィマンメーク宮殿へ。
ここは、かなり広く見所が点在している上に、どういう訳かこの日はきれいに晴れたため、大変に疲れた。宮殿自体はトルコのドルマバフチェ宮殿のよう。どういう事かといえば、鹿鳴館のように、西洋の19世紀の香りがするという事。膝下のハーフパンツで行ったら、それでもダメだ、不謹慎だと言う事でスカートを上から履く事に。
ここで古典舞踊を見た後、なんだかよく分からない自体に。修学旅行らしい女子中学生に取り囲まれて、一緒に写真を撮ってくれとせがまれる。別に日本人が珍しいわけではなさそうなのだが。嬉しいが、精神的に疲れる。愛想笑いし過ぎ。
なんか、モテる顔らしい。Kは不機嫌。
ここは、メインの宮殿自体よりも、宝物庫のようなところが良かった。きれいな銀器などが飾られており、しかも、銀で色々な虫をかたどった置物がおいてあったりと、不思議な面白さ。あまり人はいなかったが、それもゆっくり見れて良し。
この後、また歩きに歩いてワット・サケットへ。そうすると、「ここはもうお終いだから行かない方がいい」と胡散臭いオヤジに付きまとわれてちと不愉快な気分。実際、寺には入れた。展望台のようなこの寺の上からパノラマを楽しんだ後、ワット・サケットという寺もついでに見てから宿の近くへ。トンブリ―地区の屋台で夕飯を食べようとするが、どうにもチャオプラヤ・エクスプレスという水上バスの乗り継ぎがうまく行かず四苦八苦。何とか辿り着き、お好み焼きのようなタイ料理とバーミーナームを食べて宿へ帰る。
ここまでで、タイの物価も大体把握したのだが、それをふまえてこの日の夜、「隣国カンボジアへまで行くバスが、70バーツというのはあまりに安すぎないか?」という話に。70バーツと言えば、場末のレストランでもおかずを二品頼んだら大体そのくらいか、という額である。手配したおっちゃんの印象の悪さも手伝って、これを放棄する事に。翌日も、バンコク滞在が決定。
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