年をとったのだろうかと思う瞬間が、色んなところに転がっている今日この頃。その最たるものが、過去を振り返ってしまった時だろう。いや、懐かしく美化してしまったときではないか。

 そんな、「年」を認めるのが嫌で、趣味であるゲームでも、最近のゲームを面白く感じなくとも、あまりけなさないできた。3D、いいじゃないかと。

 しかし、どうにもフラストレーションがたまる。3Dのキャラクターには体重を感じられない。どんなに工夫をしていても、紙風船で出来た人間を動かしている気しか起こらず、爽快感にかけるのだ。面白いけれど楽しくない、そんな心持ち。それは、感じ方のせいなのだろう、たまたまそういうソフトだったのだろうと、心に言い聞かせてきたのだが。

 ファミ魂家郎。

 ファミコンのパクリゲーム機で、怪しげな内臓ゲームが7本入って2000円というこのお得なゲーム機をついつい購入して以来、何かが目覚めた。
 目覚めてしまった。

 くにおのホッケー面白すぎ。
 ロックマン2面白すぎ。
 ツインビー面白すぎ。
 マリオブラザーズで盛り上がりすぎ。

 そうか、昔のゲームはおもちゃだったから面白かったのかと。マリオブラザーズの、対戦だか協力だか分からないところが最高。
 直前にやっていたゲームが名作といわれる64版ゼルダの伝説で、面白いのだが爽快感が薄かっただけに新鮮だった。しばらくは止められないかも。ファミコンのソフトをあさる事になりそうな今日この頃。

 この『ファミ魂家郎』、メイドインチャイナのバチモンのくせに、連射機能付き、コード長し、しかも本家ファミコンより発色が良いというかなりの優れもの。突然壊れる可能性もあるのかもしれないが、値段を考えると素晴らしい商品。

 しかし、くにおシリーズで遊ぶ事の出来ない昨今の小学生は実に哀れだ。

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