小説

2003年7月8日
 小説を、それも勉強した事を生かして歴史の小説を書いてみたいと思っていた。実際、少しばかり書いてみた。が、どうもうまくいかない。

 作家とは、その作品世界の主であるから、その世界の全てを把握していなければならない。そう考えているから、知らないことを知ったような顔しながらは書けない。ところが、歴史小説は知ったかぶりをしなければ書けない。少なくともそう思えた。
 食生活、習慣、言葉使い、その他諸々が気になって気になって。結局いつまで調べてもきりがないからやめてしまった。

 どんな描写にも理屈をつけたいと考えているから、それなしでは書けない。だから、そもそも天才とか秀才とかは、描写する自信がない。自分で考えた答えよりも、もっと素晴らしい考えを天才ならば考えるんじゃないかと思ってしまうから。

 作家に必要なのは、何よりも一日9時間机やパソコンに向かい続ける根気だというが、いやはややはり大変な作業だ。

 と思いつつ、書くんだったら現代物か、などと考えてしまう。

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