2003年6月30日
 最近の子供は外で遊ばない、だから外で遊ぶべきだ遊びなさい。というのは、その通りなのかもしれないが、何か引っかかる言い方だ。

 外で遊ぶのが、他の子と比べて殊更に好き、というわけではなかったが、それでも、たまには本を読みなさいとか勉強しなさいとは言われたものだ。雨の中遊びに行こうとして止められた事もあった気がするし、夜遅くまで遊んでいると怒られたものだ。

 外で遊ぶなとは言われてないが、外で遊べとも言われてはいないと思う。それとも、当時からやはり、子供を外で遊ばせろと新聞などには書かれていたのだろうか。

 「最近の子供」をひとくくりにしてはいけないだろうが、外で遊ぶ事を珍重するのはいただけない。外遊びを叩き込んだ上で(それもおかしな話か)、遊びすぎるなよ、と戒める方がよいのではないかな。外遊びをするような育て方や環境を作らずに、それを推奨しても。

 外で遊ぶという事は別に褒められるような事ではないのだから、それを褒めたり、持ち上げたりすると、外で遊ぶ子供と、そうでない子供の両方の精神に、よろしくない壁を作ってしまうような気がする。

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