イラク
2003年3月16日 正直、イラクは怖い。
フセイン自身に問題があるのか、それとも裸の王様になってしまっているのか分からないが、あの国のする事はどこかおかしい。
所謂、大量破壊兵器をイラン相手に使ったにもかかわらず、査察を受け入れると、何も無い、と言う。ゴミ箱に捨てればそれでお終い、となるわけではないのだから、廃棄したなら廃棄したで何かしら証拠が出てこなければおかしい筈。
自分の正当性をアピールする為に公表した支持率が100%とは。もう少し考えた数字は出せなかったのだろうか。
何より、普通クウェートなんぞ攻めない。その後どうなるかは分かりそうなものだ。
こんな国が核を持ったら本気で使うんじゃなかろうか。アメリカは無理でもイスラエルには。基本的な判断力が足りないように思えてならない。
反戦運動は当然だろうし、景気がこれ以上冷え込むのも困る。アメリカが自国の勝手で始めたのだという要因も充分にあるだろう。ましてや国連と国際的法秩序を無視しての行動は非難されてしかるべきだ。
しかし、だからと言って、アメリカが悪の帝国であるかのような発言には疑問を覚える。軍事力をちらつかせた為にやっと査察が受け入れられたという事実もある。ただ闇雲にアメリカに反対するのではなくて、どうしたらイラクを、核を持たない持とうとさせない、比較的安全な状態に持っていけるのかを真剣に検討しなければいけないのではないか。ただ単に戦争が嫌なのだったら、別の地域の内戦をこそ真っ先に反対運動の対象にしなければならないと思うのだが。
イラクをこのまま放っておいて、半年後には核武装してました、イスラエルにぶっ放しました、というのが最悪のシナリオ。そしてそうならない保証は今のところ全く無い。
だから、そうならない保証をするのが第一にあるべきではなかろうか。その為には最悪、武力行使も仕方ないかもしれない。少なくとも、イラクの自発的な抑止力に任せる事は不安すぎる。かと言って国連をないがしろにするのもまた問題があるから難しいのだが。
武力を背景に、何とかイラクを国連の保護監察下におけないものか。フセイン政権の残存維持を保証する事でどうにか出来ないものか。
将来の罪は現在の罰の対象にならない事は分かっているが、こと核に関しては、持った瞬間お終いなのだから。
フセイン自身に問題があるのか、それとも裸の王様になってしまっているのか分からないが、あの国のする事はどこかおかしい。
所謂、大量破壊兵器をイラン相手に使ったにもかかわらず、査察を受け入れると、何も無い、と言う。ゴミ箱に捨てればそれでお終い、となるわけではないのだから、廃棄したなら廃棄したで何かしら証拠が出てこなければおかしい筈。
自分の正当性をアピールする為に公表した支持率が100%とは。もう少し考えた数字は出せなかったのだろうか。
何より、普通クウェートなんぞ攻めない。その後どうなるかは分かりそうなものだ。
こんな国が核を持ったら本気で使うんじゃなかろうか。アメリカは無理でもイスラエルには。基本的な判断力が足りないように思えてならない。
反戦運動は当然だろうし、景気がこれ以上冷え込むのも困る。アメリカが自国の勝手で始めたのだという要因も充分にあるだろう。ましてや国連と国際的法秩序を無視しての行動は非難されてしかるべきだ。
しかし、だからと言って、アメリカが悪の帝国であるかのような発言には疑問を覚える。軍事力をちらつかせた為にやっと査察が受け入れられたという事実もある。ただ闇雲にアメリカに反対するのではなくて、どうしたらイラクを、核を持たない持とうとさせない、比較的安全な状態に持っていけるのかを真剣に検討しなければいけないのではないか。ただ単に戦争が嫌なのだったら、別の地域の内戦をこそ真っ先に反対運動の対象にしなければならないと思うのだが。
イラクをこのまま放っておいて、半年後には核武装してました、イスラエルにぶっ放しました、というのが最悪のシナリオ。そしてそうならない保証は今のところ全く無い。
だから、そうならない保証をするのが第一にあるべきではなかろうか。その為には最悪、武力行使も仕方ないかもしれない。少なくとも、イラクの自発的な抑止力に任せる事は不安すぎる。かと言って国連をないがしろにするのもまた問題があるから難しいのだが。
武力を背景に、何とかイラクを国連の保護監察下におけないものか。フセイン政権の残存維持を保証する事でどうにか出来ないものか。
将来の罪は現在の罰の対象にならない事は分かっているが、こと核に関しては、持った瞬間お終いなのだから。
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