イスタンブール
2002年12月19日 ゆっくりと、10時半に宿を出る。
お土産を探そうと街中を歩き回っていたところ、帽子を文字通り山のように売っている露店を発見。それまで使っていた防寒用の帽子がいつの間にやらどこかへなくなってしまっていたので一つ購入。チューリップ型の、怪しい帽子。
クリスマスの用品を売っている店をちらほら見かける。何か納得いかない。
昼飯は、初心に返って一番最初に行ったキョフテ屋。ここのキョフテは肉汁が見事に閉じ込められていて本当に美味しい。日本に持ち帰りたい。
午後はガラタ橋の向こう、軍事博物館を見るために新市街へと足を向けてみる。
寒いのと疲れたのとで、メトロとトラムを駆使して移動。ここのメトロは一駅しかない。世界一短い地下鉄だったとか聞いた気がする。そんなメトロも急な坂道にあるからだろうか、利用者が意外と多い。
新市街にあるトラムはもっとすごかった。待つのに時間がかかったわりに、自転車より遅いだろうスピード。しかも途中、変なところで停車する。それでもやはり乗車率が120%なのが不思議。
タクシィム広場に着くと、警官が大勢いて物々しい雰囲気だった。多分、自爆テロのせいだろう。去年のアメリカの一件のちょっと前、ここタクシィム広場でも自爆テロがあったのだ。その頃もイスタンブールにいたのだが、まだそんな雰囲気とは。広場の中央に捧げられた花が痛々しい。
この日は特に寒かった。傘を持ってくるべきだったと激しく後悔。
軍事博物館では、イェニチェリ楽隊の演奏があるというのでこれを楽しみに来たのだ。遅れてしまったせいであまり見られなかったが、見られた事自体は良かった。なかなかに面白い。そして、この博物館の性格だろう、修学旅行生が過去最高といっても良いくらい多かった。日本だったら大問題になってるだろうな。
帰り道、新市街を散策していく。セブンイレブンあり、マックありと、このあたりはまるっきりヨーロッパ。日本人が目隠しをして連れてかれたら、絶対にトルコだとは思わないだろう。そしてマックは大人気。どこの国でもそうだ。明らかに高いというのに。
多分、味が違うのだろう。トルコ料理は、どうしてもトルコ料理の味になってしまう。そういう中で育つと、違う思想に基づいた味というのが新鮮で人気を呼ぶのではないかな。日本食が受けているのも同じような理由だろう。日本食は、あっさり味ばかりという世界的に珍しい料理だから。経験上、辛いかこってりかすっぱいか。大体どこの国の料理もこれらに当てはまっていた様に思う。
自分用の土産に地図を探して歩く。歴史好きとしては、「オスマントルコの最大領域!」(!に意味は無い)だとか、「歴代スルタンの肖像」といったものが欲しかったのだが、なかなか見つからない。
しかし、探せばあるもので、そういうアンティークショップをいくつか発見した時は実に嬉しかった。全部コピーなのだろう、歴史地図はかなり安かったが、その上に更に表示値より値引きしてもらう。頼んでもいないのに。
レコードやチラシなど、買いはしなかったが面白いものは多い。そんな中で本当に古地図。つまり、4,500年も前の地図を専門に扱う店も紛れていたりするのが面白い。値段にビックリしたが、良い物を見せてもらった。明らかに買えないのに、快く見せてくれる店主にも感謝。
惜しかったのが歴代スルタンの肖像。見つけたのだが、キャンバスに描かれた物。ここまできたら多少高くとも良いのだが、さすがにキャンバスは・・・残念。
実に買物を満喫した一日であった。ムール貝のピラフも再び食べ、夜飯も初心に返ってロカンタで。遂にトルコ最後の夜。寂しさが募る・・・
お土産を探そうと街中を歩き回っていたところ、帽子を文字通り山のように売っている露店を発見。それまで使っていた防寒用の帽子がいつの間にやらどこかへなくなってしまっていたので一つ購入。チューリップ型の、怪しい帽子。
クリスマスの用品を売っている店をちらほら見かける。何か納得いかない。
昼飯は、初心に返って一番最初に行ったキョフテ屋。ここのキョフテは肉汁が見事に閉じ込められていて本当に美味しい。日本に持ち帰りたい。
午後はガラタ橋の向こう、軍事博物館を見るために新市街へと足を向けてみる。
寒いのと疲れたのとで、メトロとトラムを駆使して移動。ここのメトロは一駅しかない。世界一短い地下鉄だったとか聞いた気がする。そんなメトロも急な坂道にあるからだろうか、利用者が意外と多い。
新市街にあるトラムはもっとすごかった。待つのに時間がかかったわりに、自転車より遅いだろうスピード。しかも途中、変なところで停車する。それでもやはり乗車率が120%なのが不思議。
タクシィム広場に着くと、警官が大勢いて物々しい雰囲気だった。多分、自爆テロのせいだろう。去年のアメリカの一件のちょっと前、ここタクシィム広場でも自爆テロがあったのだ。その頃もイスタンブールにいたのだが、まだそんな雰囲気とは。広場の中央に捧げられた花が痛々しい。
この日は特に寒かった。傘を持ってくるべきだったと激しく後悔。
軍事博物館では、イェニチェリ楽隊の演奏があるというのでこれを楽しみに来たのだ。遅れてしまったせいであまり見られなかったが、見られた事自体は良かった。なかなかに面白い。そして、この博物館の性格だろう、修学旅行生が過去最高といっても良いくらい多かった。日本だったら大問題になってるだろうな。
帰り道、新市街を散策していく。セブンイレブンあり、マックありと、このあたりはまるっきりヨーロッパ。日本人が目隠しをして連れてかれたら、絶対にトルコだとは思わないだろう。そしてマックは大人気。どこの国でもそうだ。明らかに高いというのに。
多分、味が違うのだろう。トルコ料理は、どうしてもトルコ料理の味になってしまう。そういう中で育つと、違う思想に基づいた味というのが新鮮で人気を呼ぶのではないかな。日本食が受けているのも同じような理由だろう。日本食は、あっさり味ばかりという世界的に珍しい料理だから。経験上、辛いかこってりかすっぱいか。大体どこの国の料理もこれらに当てはまっていた様に思う。
自分用の土産に地図を探して歩く。歴史好きとしては、「オスマントルコの最大領域!」(!に意味は無い)だとか、「歴代スルタンの肖像」といったものが欲しかったのだが、なかなか見つからない。
しかし、探せばあるもので、そういうアンティークショップをいくつか発見した時は実に嬉しかった。全部コピーなのだろう、歴史地図はかなり安かったが、その上に更に表示値より値引きしてもらう。頼んでもいないのに。
レコードやチラシなど、買いはしなかったが面白いものは多い。そんな中で本当に古地図。つまり、4,500年も前の地図を専門に扱う店も紛れていたりするのが面白い。値段にビックリしたが、良い物を見せてもらった。明らかに買えないのに、快く見せてくれる店主にも感謝。
惜しかったのが歴代スルタンの肖像。見つけたのだが、キャンバスに描かれた物。ここまできたら多少高くとも良いのだが、さすがにキャンバスは・・・残念。
実に買物を満喫した一日であった。ムール貝のピラフも再び食べ、夜飯も初心に返ってロカンタで。遂にトルコ最後の夜。寂しさが募る・・・
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