イスタンブール

2002年12月18日
 かなり快適なバスで睡眠も充分。

 このバスのチケットを買う時に、他の会社のバスも見てからにしようと一回チケットオフィスから離れかけたのだが、「何故これに決めないのか分からない」とまで言われたわけが分かった。確か、パムッカレ社。

 セルヴィスで、アクサライまで行ってからトラムを使って前回と同じ宿、「エメッキ」へ。途中、乗り換えの時に頼んでもいないのに親切に教えてくれたオジさんに感謝。
 「エメッキ」は暖かくて良い。前にいたときは気がつかなかったのか、それとも買い換えたのか。平面ブラウン管のTVがロビーに置いてあるのに驚く。

 サバサンドを買い、ほお張りながらトプカプ宮殿へ。

 ここは入場料が非常に高い。そのくせ中で、別料金を払わなければハレムを見る事が出来ない。宝物殿も同様だったと思う。国際学生証を持っていなかったので更に高く、そのため全部は見切れなかったのだが、今回は見れるものは見ておこうと意気込んでいた。

 チケット売り場で国際学生証を提示する。と、笑いながら「アーユーリーチ?」と声をかけられる。何がなんだか分からなかったが、どうやら「Are you reach?」と聞かれていたようだ。つまり、4年生で後がないのか?という事だろう。あらゆる意味でその通りだったので、笑いながら「イエス」と答えると、何故か入場料がタダになった。なんだかわからん。

 宝物庫は凄かった。3kgあるエメラルドや、こぶし大のダイアモンドなど、ルパンが狙いそうなお宝ばかり。「宝石なんて」と思っていたのだが脱帽。ただあきれるばかり。
 そして何故か別料金を取られなかった。勘違いだったのだろうか。

 ハレムはツアー制らしく、かなりの時間入り口で待たされた。中は素晴らしいタイルの連続だったのだが、ここは最後に入ったのですっかり感覚が麻痺していた。
 
 例によって修学旅行生が多く、例によって手を振りまくる。何度見ても可愛いが。

 その後、ネットカフェへ行ってみたのだが、どうしてもhotmailに繋がらない。1時間近く粘っても接続の文字。ここで問題が。
 使ってないのだからと金を払わずに帰ろうとすると、動かしていたのだから金を払えとの事。哀しそうなオバチャンの顔を見るのが辛かったが、払わずに出て行く。正直、少しくらい払っても良かったのだが、ここで払うと後々、別の旅行者に迷惑がかかるだろうと思った。
 すごい悪い事をした気になってモヤモヤが晴れない。

 だからという訳ではないが、夜飯は豪華に宮廷料理。店の外観からして違う。スレイマン大帝以来の由緒ある建物。・・・客は全然いなかったが。
 しかし、味は絶品。肉はトロトロ。スープも、同じものの筈なのに全然違う。たしかに値段は高めだが、どっかの中・高級ホテルで食べるよりは全然安いのではないか。なぜツアー客とかここに来ないのだろうと不可解に思ったものだ。
 とりあえずガイドブックに書いてあった日本料理よりは安かった。
 人数のせいで、沈黙が気になったが大満足の夕食。

 最終的には良い気分で帰る。

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