イスタンブール
2002年12月9日 トルコの通貨は、主にトルコリラ。桁は並大抵ではなく、このときレートは1円=12700TL。最大の単位は2千万リラで、これが大体1700,1800円程度の価値か。
前回来た時は1千万リラが最高だったと思うから、インフレ具合がしのばれる。
さて、ホテルで付いていた西洋式の朝食を取ってから宿探しへ。予約した宿、「イルカイ」のフロントからは盛んに延泊をお願いされたがこれは断る。
目星はついていて、「EMEK(エメッキ)」。かなり日本人が多いらしく、日本語で表示まで出ていた。
よく、「日本人ばかりだと嫌だ、」とか、「日本人が多い方が良い、」等と言う人もいるが、自分としてはこだわりはない。良さそうな所に日本人が多いならそれも良いし、いないならいないでそれもまた良し。ここは日本人多そうだった。
宿の主の人柄のせいだろうか。人の良さそうなオジサン。分かる人にしか分からないだろうが「熊さん」といった風体。チャイふるまってくれたし、部屋自体も暖かくて良い。一泊7ドルで決めた。
とは言うもののさすがにオフシーズン。人は少ないのだが。
昼まで時間があったので、街をブラブラする。金角湾に程近いガラタ橋の袂、イェニ・ジャミイを見物する。ここの通りに面した階段は、夏は地元の人が座り込んでいて夕涼みし、足の踏み場もなかったのだが、寒さのせいか誰もいない。ちと寂しい。
イェニ・ジャミイから奥まった所にある市、それに露店をフラフラ見て歩く事にする。食べ歩いたバターライスは絶品。エジプシャン・バザールも歩いたのだが、自らをダウンタウンの松本似だと言うトニーと名乗る男に捕まる。流暢な日本語で会話。程ほどで立ち去る。さすがに、2度目だともう慣れた。
日本語を流暢に話す事は、珍しくはない。
そのままスルタニエ、ジャミイも見物。イェニが緑色ならこちらは赤。そんな内装の美しいモスク。
昼飯を食べにトラム(路面電車)のある通り、ガラタ橋の近くへ戻る。グランド・バザールは無視。通ったが無視。ここでだけは物を買ってはいけないし、なにより鬱陶しい。
キョフテ屋「カルデシュレル(?)」で昼飯。地元民でごった返し、店員忙しそう。個人的には看板にちなみ、「青い店」と命名。200万リラのキョフテと100万リラのスープを食べる。
美味い。
久しぶりの味。トルコはもう、飯が美味い。
トルコというとケバブが有名だが、実はスープの方が数段美味いと思う。そして、パンがこれまた美味い。冷えても美味しいって素晴らしい。
初日のうちに見ておきたかったドルマバフチェ宮殿に向かって歩く。橋の向こう、新市街にあり5?くらい歩くだろうか。これが、かなり疲れる。何故って横殴りの強い雨。いや、吹雪。いやいや、雹。冷たいどころか、痛い痛い。(後で聞く所によると、この日は日本も近年まれに見る大雪だったそうで。)
それでも何故かこっちの人は傘をささない。どうしてもささない。対抗してささなかった。頑張って歩いた。が、
休館日だった。
帰りはさすがにバスで帰る。支払いの方法がよく分からなかったのだが、運転手、そして周りの乗客が一体となって助けてくれた。人情を感じるところだ。
ブルーモスクでも見ようかと歩いていると、またも日本語の流暢な自称「津田沼から来た」男にタイル屋「Fine・art」に連れ去られる。あまりにも寒かったのでチャイをもらうには手ごろ。
よく言われるトルコの睡眠薬強盗だが、基本的にこういう絨毯屋とか、タイル屋は全然平気。しっかりと店を構えてる所はなかなかそれを捨てて逃げられるもんじゃないから、チャイだけ飲んで帰れば良い。
vそれにしてもタイルは本当にキレイだった。なんでも、ブルーモスクの修復も手がけているとか。そりゃ、日本にも支店を持つわけだ。
ブルーモスクは、文字通り内装が青い。一番清清しい雰囲気に溢れている。観光シーズンは、そこにいる人間がドロドロしてるが。モスクは入場タダだから、客引きが多い。
どういう訳か仲良くなったガードマンと色々と話をする。ブルーモスクが青くライトアップされるショーは、オフシーズンはやっていないらしくがっくり。それでも、そのガードマンが計らってくれたのだろうか、単にずさんなのか、祈りの様子を見ていって良い事になる。むしろ帰ろうとすると、「見てけ」と座らされる。
「一応」、イスラムの国なだけに、よく街中ではコーランが響き渡る。その時間モスクは観光できないのだから、真摯な様子が見れると思ったのだが。
意外といいかげんだった。
遅刻してどたどた走る人あり、走りすらしない人あり、途中で帰る人あり、タイミングがずれてる人あり。まぁいいか。
夜飯は「ドイドイ」というレストラン。6時だが疲れたので帰って寝る事にする。
前回来た時は1千万リラが最高だったと思うから、インフレ具合がしのばれる。
さて、ホテルで付いていた西洋式の朝食を取ってから宿探しへ。予約した宿、「イルカイ」のフロントからは盛んに延泊をお願いされたがこれは断る。
目星はついていて、「EMEK(エメッキ)」。かなり日本人が多いらしく、日本語で表示まで出ていた。
よく、「日本人ばかりだと嫌だ、」とか、「日本人が多い方が良い、」等と言う人もいるが、自分としてはこだわりはない。良さそうな所に日本人が多いならそれも良いし、いないならいないでそれもまた良し。ここは日本人多そうだった。
宿の主の人柄のせいだろうか。人の良さそうなオジサン。分かる人にしか分からないだろうが「熊さん」といった風体。チャイふるまってくれたし、部屋自体も暖かくて良い。一泊7ドルで決めた。
とは言うもののさすがにオフシーズン。人は少ないのだが。
昼まで時間があったので、街をブラブラする。金角湾に程近いガラタ橋の袂、イェニ・ジャミイを見物する。ここの通りに面した階段は、夏は地元の人が座り込んでいて夕涼みし、足の踏み場もなかったのだが、寒さのせいか誰もいない。ちと寂しい。
イェニ・ジャミイから奥まった所にある市、それに露店をフラフラ見て歩く事にする。食べ歩いたバターライスは絶品。エジプシャン・バザールも歩いたのだが、自らをダウンタウンの松本似だと言うトニーと名乗る男に捕まる。流暢な日本語で会話。程ほどで立ち去る。さすがに、2度目だともう慣れた。
日本語を流暢に話す事は、珍しくはない。
そのままスルタニエ、ジャミイも見物。イェニが緑色ならこちらは赤。そんな内装の美しいモスク。
昼飯を食べにトラム(路面電車)のある通り、ガラタ橋の近くへ戻る。グランド・バザールは無視。通ったが無視。ここでだけは物を買ってはいけないし、なにより鬱陶しい。
キョフテ屋「カルデシュレル(?)」で昼飯。地元民でごった返し、店員忙しそう。個人的には看板にちなみ、「青い店」と命名。200万リラのキョフテと100万リラのスープを食べる。
美味い。
久しぶりの味。トルコはもう、飯が美味い。
トルコというとケバブが有名だが、実はスープの方が数段美味いと思う。そして、パンがこれまた美味い。冷えても美味しいって素晴らしい。
初日のうちに見ておきたかったドルマバフチェ宮殿に向かって歩く。橋の向こう、新市街にあり5?くらい歩くだろうか。これが、かなり疲れる。何故って横殴りの強い雨。いや、吹雪。いやいや、雹。冷たいどころか、痛い痛い。(後で聞く所によると、この日は日本も近年まれに見る大雪だったそうで。)
それでも何故かこっちの人は傘をささない。どうしてもささない。対抗してささなかった。頑張って歩いた。が、
休館日だった。
帰りはさすがにバスで帰る。支払いの方法がよく分からなかったのだが、運転手、そして周りの乗客が一体となって助けてくれた。人情を感じるところだ。
ブルーモスクでも見ようかと歩いていると、またも日本語の流暢な自称「津田沼から来た」男にタイル屋「Fine・art」に連れ去られる。あまりにも寒かったのでチャイをもらうには手ごろ。
よく言われるトルコの睡眠薬強盗だが、基本的にこういう絨毯屋とか、タイル屋は全然平気。しっかりと店を構えてる所はなかなかそれを捨てて逃げられるもんじゃないから、チャイだけ飲んで帰れば良い。
vそれにしてもタイルは本当にキレイだった。なんでも、ブルーモスクの修復も手がけているとか。そりゃ、日本にも支店を持つわけだ。
ブルーモスクは、文字通り内装が青い。一番清清しい雰囲気に溢れている。観光シーズンは、そこにいる人間がドロドロしてるが。モスクは入場タダだから、客引きが多い。
どういう訳か仲良くなったガードマンと色々と話をする。ブルーモスクが青くライトアップされるショーは、オフシーズンはやっていないらしくがっくり。それでも、そのガードマンが計らってくれたのだろうか、単にずさんなのか、祈りの様子を見ていって良い事になる。むしろ帰ろうとすると、「見てけ」と座らされる。
「一応」、イスラムの国なだけに、よく街中ではコーランが響き渡る。その時間モスクは観光できないのだから、真摯な様子が見れると思ったのだが。
意外といいかげんだった。
遅刻してどたどた走る人あり、走りすらしない人あり、途中で帰る人あり、タイミングがずれてる人あり。まぁいいか。
夜飯は「ドイドイ」というレストラン。6時だが疲れたので帰って寝る事にする。
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