苛烈な先生

2002年10月1日
久々に学校へ行くと、ゼミの先生がいつも通り苛烈な事を口走っていた。

 曰く、

 ・・・黒人はやっぱり駄目なんじゃないかと。アメリカなんかでは最近は黒人を差別どころか、逆に優遇してあげているという。黒人枠という枠があってがあってさほど優秀じゃなくても入れるのだとか。(成る程、想像はつく。とりあえず映画では黒人枠はあるな。)

 で、全世界的な学力テストというのがあって(日本でもよく一喜一憂してるやつ、かな)その結果によるとアジアの、貧乏で困っているような人達と黒人の富裕層の学力の程度がほとんど変わらないのだそうだ。それって何なんだと。

 更にはアメリカにおいて黄色人種、とりわけ最近では韓国人なんかは一代で財を築くことが多いけど、そういう黒人は非常に稀だ、と。だから(かどうかは知らないが)スラムにおいて黒人と韓国人は非常に仲が悪い。映画なんかでも日常の光景として両者がけんかをしている場面が描かれるという。(ここでイメージしたのは戦前のアメリカで中国人や日本人が職を奪うという理由で排斥された事)

 で、総合して、黒人、どうなんだと。確かに平等平等ってお題目は結構だけど、じゃあ、とスタートラインを同じにしてみたらやっぱり駄目じゃないか、結局はやっぱり個人の努力なんじゃないかという事。・・・


 ・・・いやー、実に微妙な事を言うなと思う。女性のこの先生、その後も「女性も社会なんかに出ないで家で気楽にやっていた方が責任も負わずに幸せだったんじゃないかという考え方もあるし・・・(本人はその考えを肯定し無さそうだが)」等と言っていた。

 別に言いたいことは人種差別論ではないのだろう。「西洋人が来る前までは豊か且つ平和にやっていたんだ全部あいつらのせいだ」的な考え方が黒人全般に広まっちゃっていて、そんな自立できない考え方(そしてそれを支援する制度)だから駄目なんだという事だと思う。

 が、聞いててやはり微妙だな、と。黒人の前ではそういう事は言えないようにも思う。

 しかしながら、そういう風に一歩退いてしまう状況もひょっとしたら良くないんじゃないか。北朝鮮が今ボロボロなのは当然日本のせいなんかじゃないし、いつまでもそんな考え方をしてる連中に未来があるとも思えない。

 差別の問題ってやはり難しい。だからこそ、タブーを作ってはいけないのかもな。


―――――――――――

 この間、ついムラムラと育毛剤を買ってしまった。使うと爽快な気分にはなれる。だけど、

 これって皮膚呼吸阻害してるんじゃなかろうか。よくシャンプーは徹底的に洗い流せって言うけど。

 ちょっと不安。

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