というメールが舞い込んできた。

 多分に頷ける部分がある。ESを覗き込むばかりで質問してこない。考えてる時間が長い。そのくせ聞いてくるのは型どおり。突っ込みも入れてこない。

 圧迫なら圧迫でいいんだが。

 話が途切れるってのはこっちの能力以上に向こうの能力の問題だろう。あらかじめプロフィールが行ってるのだから。

 「しかし、あの程度の突っ込みしか出来なくて、
彼らはどうやってインタビューなどをこなすのだろう?
あれでどれだけの話しが聞き出せるというのか?
雑誌の将来を憂いてしまう・・・。」

 確かに能力は低いと思う。こっちにも問題はあるだろう。しかし、それ以上にやる気がないのはある。終身雇用が崩れた今、新卒からじっくり育てる気などない企業は、中途採用に重きをおいている。新卒採用は、なくたっていいのだ。いや、惰性でやってるだけでないほうがいいのかもしれない。
 
 「きっと君達のいいところを引き出してくれるから」

 そう言われて送り出されて受けた面接で、いいところを引き出してくれたと思った事は、ない。本当に引き出してくれたのなら悔いも残ろう筈がないのだが。

 「面接」にこだわるのがやる気のない証拠。これが本当にいい選考方法かどうかはひとまず置く。本当に見極めようと思うなら色々な角度から見るはずではないだろうか。GDやプレゼンもその一つだが、私なら「受験者に面接官になってもらう」という選考をする。
 人事(とは限らないか)に質問をして、書類を見て、話を振るのだ。面接では分からない「積極的な意味での能力」がわかるはず。圧迫で来る人もいるだろう。関係ない話題からはじめる人もいるだろう。インタビューの能力を示す人もいるだろう。
 面接は、最後に一回すれば良い。不安なら最初にもすればよいが。

 他がやってるから、で結局面接という方法を選んでいるのだろうな。ほんとに他の方法を比較、熟慮した上で面接しかない、と決めたとは思えない。

 あぁ、偉そうな文章。しかし、内定がないからって不満を言う権利がないわけでもあるまい。

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