某教育系出版社のやり口
2002年4月25日 今日は明治図書出版の説明会。
受付が男女別なのには戸惑ったが、予想に反してなかなか良い説明会であった。
必要以上に整った休日制度、教師相手が大きいため安定した業績、それでいてキャラクターにポケモンを使用して売上を伸ばすなど素晴らしい。
話をしている取締役が好ましい人物で、1時間以話していても上眠くならない面白い話。説明会の後でも質問に行くと快く聞いてくれて、こちらが恐縮してしまう程。
社長も、なんでも阪神大震災の時にトヨタ並の1億円を寄付した挙句にそれをNHKや朝日に持っていかず、そっと分からないように寄付したのだそうな。
そんな取締役のおじ様が、中〇出版について苦々しく語っていたので紹介したい。
まず、年間400人ほど採る。その上で全国各地へまず飛ばされる。本社では当然なく、まずは自分の地元、が多いそうだ。この時保険の類はつかないらしい。
それで、飛び込みの訪問販売。9時6時の規則など守られるわけでもなく、朝は家に父親がいるうちから、夜はこれまた父親と子供が帰ってくる時間が売れるのだからと営業をさせられる。
当然売れるはずもなく、コネを使って親類縁者に売らされるハメになる。これは絶対にそうらしい。それでもそういったコネを使っても3,40万もする教材など10個売れれば限界。その限界がきたあたり、9月か10月頃に地方の、地元の営業所が「潰れる」のだそうだ。それで本社に行けるかと言えばそうでもなく、北海道やら沖縄やら、縁がない土地に転勤になる。
売れるはずがない。勝手知ったる地元でも売れなかったのだから。
そのうちにおかしい事に気がついて会社をやめる人が続出する。大体、400人も居るはずの先輩はどこにいるのだ、と。
これ、辞めさせたいのだそうだ。何故なら限界ギリギリの10人には売りつけたのだから、これ以上どう頑張っても普通は売れない。売れる人は残るのだろうし。だからほとんどの人を辞めさせたい。給料が惜しい。
それでも給料は20万×半年として120万だ。コネを動員して売りつけた教材が30万×10個で300万。充分すぎるほど元は取れる。なるほど、絶対儲かる商売方法ではある。
そして2月あたりになると営業所は再開する。
これを信じるか信じないかは人それぞれだろうが、充分信じるに足るであろうと自分には思える。むしろ、納得した。「兵士」が欲しいのだと思っていたが、欲しかったのは「コネ」と「義理」だったのだ。
もしもこれを読んでいる方に〇央出版やその系列会社を受けている方がいたら熟考した方が良い。こういう教育系を志望する人は純真な人が多く、感じの良い人事の人をすっかり信じてしまう傾向にある。だからこそ、必死で営業するのであろう。
周囲にもいたらとめてあげよう。
さて、話は変わって
電車の中で高校の友人に二人も出会った。N尾とNボルである。
いや、懐かしかった。N尾は弓道部でガムをかみながら試合をして怒られ、それをはいて怒られたという大バカ野郎なのだが、今はハードなアウトドアサークルの幹部らしい。体力はない奴なのだが、「物事は、結局なんでも気合だ」との事。
Nボルは就活中だというのに髪がオールバックだというこれまた何を考えているのやら理解に苦しむ奴。社長面接が3戦3敗というが当然だろう。3戦も出来たって事の方が驚きだ。
それにしても明治図書、もっと作文に力を入れて練っておけば良かった〜〜〜。かなり行きたい会社に今日一日で変貌を遂げたのであった。
受付が男女別なのには戸惑ったが、予想に反してなかなか良い説明会であった。
必要以上に整った休日制度、教師相手が大きいため安定した業績、それでいてキャラクターにポケモンを使用して売上を伸ばすなど素晴らしい。
話をしている取締役が好ましい人物で、1時間以話していても上眠くならない面白い話。説明会の後でも質問に行くと快く聞いてくれて、こちらが恐縮してしまう程。
社長も、なんでも阪神大震災の時にトヨタ並の1億円を寄付した挙句にそれをNHKや朝日に持っていかず、そっと分からないように寄付したのだそうな。
そんな取締役のおじ様が、中〇出版について苦々しく語っていたので紹介したい。
まず、年間400人ほど採る。その上で全国各地へまず飛ばされる。本社では当然なく、まずは自分の地元、が多いそうだ。この時保険の類はつかないらしい。
それで、飛び込みの訪問販売。9時6時の規則など守られるわけでもなく、朝は家に父親がいるうちから、夜はこれまた父親と子供が帰ってくる時間が売れるのだからと営業をさせられる。
当然売れるはずもなく、コネを使って親類縁者に売らされるハメになる。これは絶対にそうらしい。それでもそういったコネを使っても3,40万もする教材など10個売れれば限界。その限界がきたあたり、9月か10月頃に地方の、地元の営業所が「潰れる」のだそうだ。それで本社に行けるかと言えばそうでもなく、北海道やら沖縄やら、縁がない土地に転勤になる。
売れるはずがない。勝手知ったる地元でも売れなかったのだから。
そのうちにおかしい事に気がついて会社をやめる人が続出する。大体、400人も居るはずの先輩はどこにいるのだ、と。
これ、辞めさせたいのだそうだ。何故なら限界ギリギリの10人には売りつけたのだから、これ以上どう頑張っても普通は売れない。売れる人は残るのだろうし。だからほとんどの人を辞めさせたい。給料が惜しい。
それでも給料は20万×半年として120万だ。コネを動員して売りつけた教材が30万×10個で300万。充分すぎるほど元は取れる。なるほど、絶対儲かる商売方法ではある。
そして2月あたりになると営業所は再開する。
これを信じるか信じないかは人それぞれだろうが、充分信じるに足るであろうと自分には思える。むしろ、納得した。「兵士」が欲しいのだと思っていたが、欲しかったのは「コネ」と「義理」だったのだ。
もしもこれを読んでいる方に〇央出版やその系列会社を受けている方がいたら熟考した方が良い。こういう教育系を志望する人は純真な人が多く、感じの良い人事の人をすっかり信じてしまう傾向にある。だからこそ、必死で営業するのであろう。
周囲にもいたらとめてあげよう。
さて、話は変わって
電車の中で高校の友人に二人も出会った。N尾とNボルである。
いや、懐かしかった。N尾は弓道部でガムをかみながら試合をして怒られ、それをはいて怒られたという大バカ野郎なのだが、今はハードなアウトドアサークルの幹部らしい。体力はない奴なのだが、「物事は、結局なんでも気合だ」との事。
Nボルは就活中だというのに髪がオールバックだというこれまた何を考えているのやら理解に苦しむ奴。社長面接が3戦3敗というが当然だろう。3戦も出来たって事の方が驚きだ。
それにしても明治図書、もっと作文に力を入れて練っておけば良かった〜〜〜。かなり行きたい会社に今日一日で変貌を遂げたのであった。
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