会社の研究
2002年4月11日 明日は講談社の面接。そこで少し研究を
週刊現代:数ある「週刊誌」の中の一つだ、と思うくらい。確かに人間とは軟派な部分と硬派な部分が共存しているものだし、軟派な部分で商業的利益と社会的影響力を保ちつつ大新聞が決して書かないネタを書く、というのは必要な事だと思うが・・・(←面接で突っ込まれたらこれを使うしかないな)軟派な部分があんまりにも軟派過ぎやしないだろうか。アサヒ芸能や週刊大衆なんかよりはそりゃマシではあるけど。正直、ポストと区別がつかない。
TOKYO一週間:この分野はこれから厳しいだろうと予想される。はっきり言って必要なし。どこか行くならWEBで調べるから買う意味が乏しい。自分が買うとしたらラーメン特集の時くらいだろう。それでも独自性を打ち出さないと厳しい。個人的にはラーメンランキングなんて作って欲しいが。WEBの有料コンテンツに形を変えた方が良いのではなかろうか。
FRIDAY:写真週刊誌。これも厳しい。情報の速報性はやはりネットに劣る。「〇〇離婚へ!!!」などと見出しをつけても、題名見てYAHOO!のトピで文章読めば大体満足してしまうし。FOCUSですら廃刊したし、SPA!の方面へともうちょっと方向転換した方が良い。特ダネ写真についておすぎに語らせるとか。
仕事としては最悪かも。
最近、スポーツ版も出したようだが、値段の割にはまぁまぁ。清原ネタに頼るしかないのは辛いところだが、こういう切り口のスポーツ雑誌は無いわけだから、写真よりもインタビュー中心でいった方が面白いと思う。「HEY!HEY!HEY!」スポーツ版雑誌みたいな。
HOTODOG:うーん、中途半端。中高生向けの雑誌なんだろうけど水着水着のオンパレード。これなら素直にエロ本買った方がお得なような・・・申し訳程度にあるその他の特集もあんまり興味をそそられないし。いっそのこと、「出会い系雑誌」にしてしまってはどうだろ。男からだけでなく女の子からのアプローチがあれば読んでみたいかもしれない。
obra:大人の雑誌。それも金持ち向け。たけしに茶道を語らせるってのはうまい。千利休のコスプレしてるたけしの表紙だけでちょっと興味が湧く。たけしってのはある種「切り札」だから、どんな地味な素材でも彼が出てるだけで面白そうになる。それだけにあんまり軽軽しく使わない方が良いと思うのだが、これは成功。(たけしと小関順二でパリーグ対談なんか会ったら絶対買うんだが。)
この手の雑誌のキーワードは「美味しい食」「センスのあるファッション」「くつろげる旅館」であろうか。あんまり守備範囲を広げない方が良いように思うから、女子アナの行く高級店、みたいな企画はどうだろ。野球好きとしては「バックネット裏から見るプロ野球」とか将来欲しくなりそう。
月刊現代:熟読はしない方なんだが、意外に「分かりやすさ」をイメージしている印象。今月号のキーワードを30並べた企画もそうなんだが、その手の分かりやすさなら断然新潮45の方が面白い気がする。何か色が欲しい。自分が色に気がついてないだけかもしれないが。でも、これを買うならば文芸春秋を買う。普通は。
ブルーバックスシリーズ:完全に理系向けの本で、文系人間にはあまり手が出ない。それでも、歴史が長いわりに分かりやすくしようと一番革新の心意気に燃えている気がして好感が持てる。CD-ROM付きあり、横書き文章あり、マンガあり(単に挿絵が多いだけなのだが)。「植物は何故5000年も生きるのか」なんて興味を引かれる題材が多い。
講談社現代新書:実は結構ファンだったりする。表紙にビジュアルが押し出されている新書は、下手をすれば下品に成りかねないのに購買意欲をそそる仕上がりになっている。題材の切り口も新鮮なものが多い。「動物裁判」「海の世界史」「新書アフリカ史」面白そうに思えないだろうか。巻末にその本の分野に近い本がいくつか紹介されているのも心憎い。これで買ってしまった本もある。なぜか文章も読みやすい。1ページ16行なのだが、関係あるのだろうか(ちなみに文春は17行)。
岩波新書で直木賞作家の佐藤賢一が本を出したが、そういう物語作家に書かせても面白いのかもしれない。実は版型にこだわる田中芳樹だったら意外と面白く仕上がるかも。
講談社選書メチエ:選書はあまり比較のしようが無い。題材として歴史を好む傾向にあるようだから、興味を引かれる題材は多い。必然的に他の選書に比べてお世話になる回数も多い。が、切り口が妙に素直でオーソドックスなものが多い気がする。
講談社学術文庫:コメントのしようが無い。高くて良質なものを。悪いが一冊の文庫に千ウン百円もかけられないな、という気分。
再現日本史:CGなど最新技術を駆使してなるべく身近に感じられるよう苦心の様子が見られるところはかなりポイントが高い。内容も、歴史をなぞっただけではなく最新の研究成果を駆使しているなど、深みがある。楽市楽座の真の姿など、面白い。ネックは「お得度」に乏しい事。なんとかして安くならないだろうか。それとも、学校と提携して資料や各クラスに置いてもらうとか。プレゼントなどを充実させるのも手かもしれない。CGポスターや、ポストカード、壁紙入りCD−ROMなんかも面白いかも。
週刊ユネスコ世界遺産:これも問題点は一緒。「お得度がかなり低い気がする。美麗な写真は必要だし、出費がかさむのは分かるがあの薄さでこの値段は非情。世界遺産の写真だけにとどまらずその歴史的背景や図解、断面図なども分かりやすいのは〇。
こうしてみるとかなり大量に出している事が分かる。まだ語学系の文庫とか、当然単行本もあるわけだ。さすが業界最大手。
週刊現代:数ある「週刊誌」の中の一つだ、と思うくらい。確かに人間とは軟派な部分と硬派な部分が共存しているものだし、軟派な部分で商業的利益と社会的影響力を保ちつつ大新聞が決して書かないネタを書く、というのは必要な事だと思うが・・・(←面接で突っ込まれたらこれを使うしかないな)軟派な部分があんまりにも軟派過ぎやしないだろうか。アサヒ芸能や週刊大衆なんかよりはそりゃマシではあるけど。正直、ポストと区別がつかない。
TOKYO一週間:この分野はこれから厳しいだろうと予想される。はっきり言って必要なし。どこか行くならWEBで調べるから買う意味が乏しい。自分が買うとしたらラーメン特集の時くらいだろう。それでも独自性を打ち出さないと厳しい。個人的にはラーメンランキングなんて作って欲しいが。WEBの有料コンテンツに形を変えた方が良いのではなかろうか。
FRIDAY:写真週刊誌。これも厳しい。情報の速報性はやはりネットに劣る。「〇〇離婚へ!!!」などと見出しをつけても、題名見てYAHOO!のトピで文章読めば大体満足してしまうし。FOCUSですら廃刊したし、SPA!の方面へともうちょっと方向転換した方が良い。特ダネ写真についておすぎに語らせるとか。
仕事としては最悪かも。
最近、スポーツ版も出したようだが、値段の割にはまぁまぁ。清原ネタに頼るしかないのは辛いところだが、こういう切り口のスポーツ雑誌は無いわけだから、写真よりもインタビュー中心でいった方が面白いと思う。「HEY!HEY!HEY!」スポーツ版雑誌みたいな。
HOTODOG:うーん、中途半端。中高生向けの雑誌なんだろうけど水着水着のオンパレード。これなら素直にエロ本買った方がお得なような・・・申し訳程度にあるその他の特集もあんまり興味をそそられないし。いっそのこと、「出会い系雑誌」にしてしまってはどうだろ。男からだけでなく女の子からのアプローチがあれば読んでみたいかもしれない。
obra:大人の雑誌。それも金持ち向け。たけしに茶道を語らせるってのはうまい。千利休のコスプレしてるたけしの表紙だけでちょっと興味が湧く。たけしってのはある種「切り札」だから、どんな地味な素材でも彼が出てるだけで面白そうになる。それだけにあんまり軽軽しく使わない方が良いと思うのだが、これは成功。(たけしと小関順二でパリーグ対談なんか会ったら絶対買うんだが。)
この手の雑誌のキーワードは「美味しい食」「センスのあるファッション」「くつろげる旅館」であろうか。あんまり守備範囲を広げない方が良いように思うから、女子アナの行く高級店、みたいな企画はどうだろ。野球好きとしては「バックネット裏から見るプロ野球」とか将来欲しくなりそう。
月刊現代:熟読はしない方なんだが、意外に「分かりやすさ」をイメージしている印象。今月号のキーワードを30並べた企画もそうなんだが、その手の分かりやすさなら断然新潮45の方が面白い気がする。何か色が欲しい。自分が色に気がついてないだけかもしれないが。でも、これを買うならば文芸春秋を買う。普通は。
ブルーバックスシリーズ:完全に理系向けの本で、文系人間にはあまり手が出ない。それでも、歴史が長いわりに分かりやすくしようと一番革新の心意気に燃えている気がして好感が持てる。CD-ROM付きあり、横書き文章あり、マンガあり(単に挿絵が多いだけなのだが)。「植物は何故5000年も生きるのか」なんて興味を引かれる題材が多い。
講談社現代新書:実は結構ファンだったりする。表紙にビジュアルが押し出されている新書は、下手をすれば下品に成りかねないのに購買意欲をそそる仕上がりになっている。題材の切り口も新鮮なものが多い。「動物裁判」「海の世界史」「新書アフリカ史」面白そうに思えないだろうか。巻末にその本の分野に近い本がいくつか紹介されているのも心憎い。これで買ってしまった本もある。なぜか文章も読みやすい。1ページ16行なのだが、関係あるのだろうか(ちなみに文春は17行)。
岩波新書で直木賞作家の佐藤賢一が本を出したが、そういう物語作家に書かせても面白いのかもしれない。実は版型にこだわる田中芳樹だったら意外と面白く仕上がるかも。
講談社選書メチエ:選書はあまり比較のしようが無い。題材として歴史を好む傾向にあるようだから、興味を引かれる題材は多い。必然的に他の選書に比べてお世話になる回数も多い。が、切り口が妙に素直でオーソドックスなものが多い気がする。
講談社学術文庫:コメントのしようが無い。高くて良質なものを。悪いが一冊の文庫に千ウン百円もかけられないな、という気分。
再現日本史:CGなど最新技術を駆使してなるべく身近に感じられるよう苦心の様子が見られるところはかなりポイントが高い。内容も、歴史をなぞっただけではなく最新の研究成果を駆使しているなど、深みがある。楽市楽座の真の姿など、面白い。ネックは「お得度」に乏しい事。なんとかして安くならないだろうか。それとも、学校と提携して資料や各クラスに置いてもらうとか。プレゼントなどを充実させるのも手かもしれない。CGポスターや、ポストカード、壁紙入りCD−ROMなんかも面白いかも。
週刊ユネスコ世界遺産:これも問題点は一緒。「お得度がかなり低い気がする。美麗な写真は必要だし、出費がかさむのは分かるがあの薄さでこの値段は非情。世界遺産の写真だけにとどまらずその歴史的背景や図解、断面図なども分かりやすいのは〇。
こうしてみるとかなり大量に出している事が分かる。まだ語学系の文庫とか、当然単行本もあるわけだ。さすが業界最大手。
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